韓国ソウルのマンションは需要激減で「買い手市場」に転換

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韓国ではそろそろ不動産価格が調整局面に入るのではないかと見られています。見られるようになってから長いので、本当に調整局面になるのかと言う声もあります。

しかし、取引量が減少していることは確かなのです。

2022年02月25日、『韓国不動産研究院』が公表した「マンション売買需給指数」データによると、首都ソウルのマンションが買い手市場になっている様子が現れています。

この指数が100を割ると供給過多で買い手市場、100を超えると需要過多で売り手市場と判断します。

以下をご覧ください。

韓国では「アパート」になっていたりしますが、これは日本でいうマンションに当たります

⇒参照・引用元:『韓国不動産研究院』公式サイト「週間アパート価格動向調査時系列統計表」

2021年11月15日、100を割り02月21日には「87.3」まで落ちました。明らかに供給過多の買い手市場になっているのです。

この「87.3」は2019年07月22日の「87.2」以来の低い値です。

ただし、供給過多になったのは需要の急減によるものです。2021年12月にはソウルのマンション取引量は「1,124件」(申告件数基準)の歴代最低まで落ち込んでいます。

政府が融資制限をかけ、税金を上げた件が効いているのです。また、「そろそろ調整局面なのでは」と買い手が意識しだしたことも需要を減らす一因となっていると見られます。

本格的調整局面がくるかどうかにご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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