短信です。誠に申し訳ありません。
大騒動になっていた韓国の物流大乱の件です。
2022年06月15日08:00~10:40の2時間40分ほど、07日からストライキに入っていた『全国民主労働組合総連盟』傘下「貨物連帯本部」と韓国政府の間で会談が持たれ(なんと5回目)、やっとこさ合意に達しました。
焦点であった「安全運賃制」※は継続するという方向で政府が約束した、とのこと。
会談後、貨物連帯本部は、
「政府が安全運賃を廃止せずに持続するという約束をしたことに歓迎する」
「現場復帰以後、貨物連帯組合員に対する一切の不利益があってはならないことを要求し、国土部も積極的に協力することを約束した」
と公表しました。
政府の方は、
「貨物連帯が07日から始めた集団運送拒否を撤回することにした」
「物流と生産に支障が発生し国民の皆さまにご心配をおかけして申し訳ない」
としています。
これでストライキが終了となれば、8日間続いた物流大乱もやっとこさ終わりそうです。
※「安全運賃制」は2020年に導入されました。これは「運転手の適正な賃金」を保障するための制度です。過労や過積載、速度違反などを防止して交通安全を守り、必要な運賃を支払わない荷主には過料を科します。
(吉田ハンチング@dcp)