韓国「曹国」息子のカンニングに一家総出。当時は法学教授が「3人が力を合わせて乗り越えよう」

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世にもあほらしく、恥ずかしい話です。

韓国の前文在寅政権で一瞬だけ法務部長官を務め、国民からの非難に辞めざるを得なかった曹国(チョ・グク)という人物がいます(下掲写真)。

曹国(チョ・グク)さんは「疑惑のタマネギ男」と呼ばれました。

いまだに曹国(チョ・グク)さんを支援する市民団体もあるわけですが、新たな事実が公表されました。「一家そろってチームワークでカンニングを行っていた」という恥ずかしい内容です。

これは、曹国(チョ・グク)さんの息子、チョ・ウォンさんがワシントン大学のオンライン試験で、曹国(チョ・グク)さんと奥さんの鄭慶心(チョン・ギョンシム)さんの助けを借りた(要はカンニング)という疑惑についてです。

検察が公表した証拠は生々しいものでした。

『中央日報(日本語版)』にも記事が出ていますので、記事から一部を引用してみます。

チョ・グク元韓国法務部長官が妻の鄭慶心(チョン・ギョンシム)元東洋大教授と共に、米ジョージ・ワシントン大学に在学中の息子チョ・ウォン氏の試験問題を代わりに解いたという具体的な証拠が出てきた。

チョ・ウォン氏が当時受講中だった科目のオンライン試験問題を撮影し、家族のチャットルームに載せれば、チョ元長官夫婦がこれを協力して解くという形だ。

検察によると、鄭元教授は2016年09月、家族のチャットルームで「ウォン、クイズを始めよう」とコメントした後、歴史学関連科目の客観式試験問題の答案を載せた。

チョ・ウォン氏はこうした形で満点を受けた。
(後略)

⇒参照・引用元:『中央日報(日本語版)』「『父さんは準備できた、問題を送れ』…チョ・グク元韓国法務長官夫婦「息子代理試験」の顛末」

ワシントン大学在学の息子の「オンライン試験問題」を家族のチャットルームに転送させて、曹国(チョ・グク)さんが奥さんと一緒にこれを解いていた、というのです。

面白いのは、以下の家族の「協力具合」です。

(前略)
別の民主化関連の科目でも2回も代理で試験を受けた。

チョ・ウォン氏は2016年10月と12月にも家族のチャットルームでオンライン試験日程を事前に共有した。

チョ・ウォン氏が「父さん、私は1時に試験を受ける」というメッセージを送ると、チョ元長官は「父さんは準備できている。問題を送れば、私は下から上に、お前は上から下に、あなた(鄭元教授)は好きにすればいい」と答えた。

鄭元教授も「母さんもコンピューターの前に座った。準備完了」と伝えた後、真ん中から上に向かって問題を解いた。
(後略)

⇒参照・引用元:『中央日報(日本語版)』「『父さんは準備できた、問題を送れ』…チョ・グク元韓国法務長官夫婦「息子代理試験」の顛末」

父さんは準備できている」「母さんもコンピューターの前に座った」が家族の絆を感じさせて泣かせます。夜逃げ屋本舗かルパン一家か、はたまたキャッツアイか、というような連携ぶりです。

家長たる曹国(チョ・グク)さんが奥さんを励ます様子もあります。

(前略)
鄭元教授が「試験が難しい」とコメントすると、チョ元長官は「3人が力を合わせて乗り越えないと」と答えたりした。
(後略)

⇒参照・引用元:『中央日報(日本語版)』「『父さんは準備できた、問題を送れ』…チョ・グク元韓国法務長官夫婦「息子代理試験」の顛末」

3人が力を合わせて乗り越えないと」は、家族の結束を促すいい言葉です。

――事が「カンニングでなければ」ですが。

一家でカンニングを行った2016年には、曹国(チョ・グク)さんは『ソウル大学法学専門大学院』(2009年に開院。『ソウル大学』の法学専門大学院。既存のソウル大学法科大学の人的・物的資産を承継した)に勤務していました。

驚くなかれ、韓国で最高のロースクールと目されているところで教授を務める人物が、息子のカンニングに全力を上げていたのです。

『ソウル大学法科大学』助教授任用後、副教授を経て『ソウル大学法学専門大学院』正教授として勤務(2001年12月~2017年05月)。その後、文在寅政権が成立したので民情主席秘書に就く(後述)。

文在寅の思惑どおり大統領になっていたら……

曹国(チョ・グク)さんは文在寅の後継者とも目されていた人で、2017年05月~2019年07月、文政権で民情主席秘書を務めました。

これは、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で文政権さんが務めたのと同じ重要なポジションです。つまり、文在寅大統領も曹国(チョ・グク)さんを後継者と認めていたことを示しています。

自分と同じ道を歩いて大統領になってくれれば――というわけです。

ところが、曹国(チョ・グク)さんが李在明(イ・ジェミョン)さんにも負けない疑惑の総合商社だったことが国民にもばれて、さすがにひっこめざるを得なくなりました。

で、李在明(イ・ジェミョン)さんが『共に民主党』の大統領候補になったわけですから、いったい何をやってるんだ――という話です。

結局、李在明(イ・ジェミョン)さんも尹錫悦(ユン・ソギョル)さんに破れたので、韓国の皆さんはことなきを得たわけです。

もし、「曹国(チョ・グク)大統領」なんて事態が起こっていたら、「息子のカンニングに手を貸した大統領を戴いた国」――などと世界中からいわれていたかもしれないのです。

文在寅大統領が曹国(チョ・グク)さんを自分の後継者に、と考えたのは「こいつならオレの言うことを聞くだろう」という理由に過ぎません。つまり、保身です。

退任した後に「自分を捕まえる可能性の少ない人物」が大統領になってほしかったのです。こうして見てみると、文在寅政権、また『共に民主党』関連ではロクでもない人物ばかりです。

(吉田ハンチング@dcp)

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