2022年11月16日、『韓国銀行』が「2022年09月の通貨流動性」のデータを公表しましたが、大変興味深い点があります。
韓国ではアメリカ合衆国に負けじと(負けているんですが)チキンレースに付き合って基準金利を上昇させています。
それによって金融機関の貸し出し金利が上昇し、企業の資金調達が困難になっていますが、一方で預金金利も上がっており、これが巨額の預金を集めることにつながっています。
以下をご覧ください。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2022年09月の通貨流動性」
赤枠で囲ってあるのが、定期性預金・積立金ですが、2022年09月には1,454兆6,830億ウォンに達しています。
08月⇒09月で「30兆5,225億ウォン」増加しました。
07月⇒08月では「34兆986億ウォン」増えたましたので、2カ月連続で30兆ウォン超えの増加という無茶苦茶です。
2022年の定期性預金・積立金の金額推移を見ると以下のようになります。
預金金利が上昇しているので、皆さんが銀行の預金商品に押し寄せているのです。
(吉田ハンチング@dcp)