中国・貴州省の半分以上「台湾2個分を焼く山火事」

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2024年02月18日以降、中国・貴州省が、その半分以上の領域に及ぶ広範囲な山火事に見舞われたことが分かりました。この件は、20日になるまで中国メディアで報道されなかったことも指摘されています。

以下が貴州省で山火事が発生した場所としてSNSに上がったものです。


↑「いくらなんでも燃えすぎだろ」というぐらい山火事が発生しています。『北京ニュース』によると東から西へ、北から南への2つのラインが形成され、急速に火災が広がった――としています。

SNSでは面積にして台湾2個分の面積が火事の被害に遭った――という情報が出ています。


↑マンション群のすぐそこまで火が迫った場所も。

18日に発生した山火事。当局は「春節の墓参りの線香が火元と見られる」と発表しています。しかし、タバコの火など、ほかにも出火原因についてのウワサは出ています。


↑夜通し燃え続けた箇所も。

19日にはいったん消し止められたのですが、また出火。火を消し止めようと、消防隊員の皆さんが消火に当たりましたが、痛ましいことに2人が亡くなったのこと。


↑消防隊員の皆さんも鎮火活動に必死で対応。

↑本件を報じるYouTube『ANNnewsCH』チャンネル。

↑「貴州の大規模な山火事が貴州の半分に広がったが、これは人災なのか、それとも自然災害なのか。小粉紅は日本人を責めようとしたが、彼女自身の公式メディアによって顔を平手打ちされた」という動画。なぜ日本人のせいにされなければならないのか全く分かりません。

上掲のように原子力発電所の近くの山まで燃えているという、全く洒落にならない画像もあります。本当に鎮火したんだろうな――です。

この貴州省は、以前Money1でもご紹介したことがありますが、財政が事実上破綻しています。債務が返済できず、中央政府に泣きついた地方政府なのです。中国が興味深いのは、このような大災害があっても救助活動などに全く軍隊が出動しないことです。

(吉田ハンチング@dcp)

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