旧正月の祝日で韓国の株式市場が4日ぶりに開きましたが、世界に遅れて「新型コロナ相場」を喰らった格好となり、KOSPI(韓国総合株価指数)は以下のように急落です(チャートは『Investing.com』より引用)。
テクニカル的にはおよそ「2,164」に引けるサポートライン(支持線)が機能したか?という感じで、そこまでの大暴落とはいえません。「相場はファンダメンタルで動いてもテニクニカルで止まる」とよくいわれますが、この言葉から逸脱してはいませんね。
また、先にお伝えしてきたとおり、韓国では「株安・ウォン安」「株高・ウォン高」はペアです。
韓国が祝日で(韓国の)株式市場が休みでも、外為市場に韓国の祝日はありません。ウォン安が進行しましたので株安に向かうのは当然のこと。
問題はどこまでトレンドが続くのか、です。好事家は本日28日の深夜(日本時間)、いわゆるアメリカ時間に注目しています。なぜかというと28日のドルウォンチャートでウォン安への強い抵抗を示すプライスアクションが出ており、当然これが翌29日の株価の行方にも影響するからです。
(柏ケミカル@dcp)
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