2019年もいよいよ終わろうとしています。〆まであと少し時間がありますが、韓国の株式市場はどういうパフォーマンスだったのかを見てみましょう。
アメリカ合衆国のNYダウ30種、日経平均(nikkei225)、KOSPI(韓国総合株式指数)を比較してみると以下のようになります(チャートは『Bloomberg』より引用)。
NYダウ30種はオレンジの線、日経平均はブルーの線、KOSPIはマゼンダの線で表されています。
トランプ大統領が自身の成果と誇るとおり、合衆国では最高値を更新するなどまさに絶好調で、NYダウ30種は24.8%もの高パフォーマンスを達成。日経平均も「日本株は世界的に見て出遅れている」なんていわれていたのですが、09月以降急激に盛り返し、合衆国市場に追随しています。
韓国のKOSPIは残念ながら09月以降の伸びは鈍く、現在も8.38%と非常に物足りない結果となっています。合衆国が非常に高い伸びを示しているのに、新興国のパフォーマンスとしては決して褒められたものではありません。
なにせ、デモ騒動でひどい目に遭い、痛めつけられた状況が今も続く香港のハンセン指数ですら9.36%と、KOSPIのパフォーマンスを上回っているのです。
問題はこれからですが、なにせ韓国企業の先行きが心配されている現状ですので、急激に株高が訪れるとも考えにくいのです。韓国の場合、注意しておきたいのは株安は確実に通貨安を招くという点です。
(柏ケミカル@dcp)
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