興味深い売買の攻防が続く韓国通貨「ウォン」ですが、2020年01月31日(金)10:45現在(日本時間)、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。
始値は「1ドル=1188.11ウォン」で、一時はおよそ「1,184ウォン」までウォン高となったのですが、そこからウォン安方向へ戻りました。その戻りが長い下ヒゲになっています。
上掲は「フィボナッチ・リトレースメント」をこのウォン安の上昇波に当てたものですが、まだ天井(「1ドル=1193.31ウォン」)から23.6%の戻りにも達していません。相場の上昇とは一度下げては上げ、下げては上げの繰り返しです。この程度の下げでは、ウォン安トレンドが転換したとはいえません。ただし、30日に長大な上ヒゲが出ており、このポイント、およそ「1ドル=1,188ウォン」で上昇(ウォン安)が止められる可能性はあります。
本日もアメリカ時間が終わるまで目が離せません。ウォンウォチャーの皆さんは寝不足になるかもしれませんね。
追記
ウォン安・株安が大幅進行しました。「戻リ」の心配など全くの余計でした。31日(金)夕刻の状況を以下にまとめました。もしよろしければ以下の記事も併せてご覧頂ければと存じます。何卒よろしくお願いいたします。
南朝鮮「ウォン安・株安」激進行! 31日は韓国の厄日に!?
2020年01月31日(金)16:45現在(日本時間)のご報告です。韓国通貨「ウォン」、株式市場が大きく動きました。以下の「ドルウォンチャート」と「KOPSI(韓国総合株価指数)チャート」をご覧ください(チャートは『Investing.co...
(柏ケミカル@dcp)
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