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中国「電気自動車に新たに1万元の補助金」

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中国では新エネルギー車(NEV)といいますが、中国政府は電気自動車の国内需要の掘り起こしを始めました。

電気自動車に舵を切って、これで世界を席巻だ――と目論んでいたのですが、欧州・アメリカ合衆国共に中国産の電気自動車を締め出せ!となっており、また世界的な「電気自動車」需要が怪しくなってきました。」

中国内でも中国産ポンコツ電気自動車に懐疑的な目を向ける人が増加しているのです。

中国は経済が大変傾いていますので、なんとか内需を増やさないと――というわけでしょう、自動車の下取りに補助金を出すことになりました。外面そとづら上は以下のような説明です。

2023年末時点で、中国内の乗用車保有台数は約2億6,000万台。このうち1,583万台が「中国III基準」を下回る環境負荷の高いものとなっている。これらの車両は13年以上稼働しており、このまま稼働すると環境汚染がひどいままになる。

そこで、 現在保有する環境負荷の高い使用済み車両を廃棄する個人に、一回限り「最大1万元」の固定補助金を提供する。

これ目当ての小狡い商売がスグに立ち上がりそうな気がしないではありませんが、これで新しく電気自動車を買う人が増え、自動車メーカーの業績も上がるだろう――という魂胆です。

さて、中国共産党政府の思惑どおりうまくいくでしょうか。結果にご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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