2020年02月07日(金)23:45(日本時間)、こうして記事を書いている間にも相場は動いているので、あくまでもこの時点のご紹介です。アメリカ時間が始まり、ドルウォンチャートは以下のように不穏にウォン安方向に進行しています(ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」です/チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
本日はアメリカさんも「やる気」かもしれません。
上掲も「1分足」ですが、この時間帯はおよそ「1ドル=1,193.43ウォン」を底、およそ「1ドル=1,195.15ウォン」を天井としてきました。しかし、アメリカ時間に入ってから、不気味に上昇を続けています。恐らく「1ドル=1,194.40ウォン」辺りで止めたかったのでしょうが、徐々に底値を切り上げ、天井のおよそ「1ドル=1,195.15ウォン」を突破にかかっています。
アメリカ時間でどこまで上昇(ウォン安方向への進行)を続けるのか、もちろんまだ数時間あるので結果は分かりませんが、ローソク足の動きを見る限り現在のところウォン安圧力はかなり強いと見られます。
また 07日が締まったら記事を制作し、ドルウォンの行方 どう決着したかをご報告をします。
追記その02
激闘を見せた2020年02月07日(金)が締まりました。以下に記事をまとめましたので、もしよろしければ併せてお読みくださいませ。
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(柏ケミカル@dcp)
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