中国というのは想像のはるか斜め上の事件が起こる国です。
Money1でもご紹介した車のボンネットがぷっくーと膨らむのも驚きですが、今度は「車からラーメン」です。
何を言っているのか全く分かっていただけないでしょうが、中古のBMWの塗装の下からインスタントラーメンが出てきたのです。
これでも何を言っているのか分からないと思いますので、YouTubeに上がった以下の動画で確認してみてください。「原来用“方便面”修车是真的?小伙买来的二手车,撬开引擎盖发现竟是“泡面”做的!(実は「インスタントラーメン」で修理するのは本当? 若者が買った中古車、ボンネットの下はなんと「ラーメン」でできていた!)」
ボンネットの塗装が割れて、何か「ここにあるまじきもの」が見えています。バールのようなもので割れ目から塗装を割ってみると、インスタントラーメンが!
インスタントラーメンを車の修理に使う!?――と驚きますが、実はYouTubeには、以下のような「万能的方便面修车,又省了好几百,省下的钱就去办年货(万能なインスタントラーメンで修理し、何百円も節約。節約したお金で年末の買い物をしよう!)」という動画も上がっています。
↑インスタントラーメンの乾麺を砕いてパテのようにしてバンパーの部分に開いた穴を埋め、塗装を行っています。
この動画の感想に「テーブルや家具の修理に接着剤やインスタントラーメンを使うのは聞いたことがありますが、車の修理は聞いたことがないです」という投稿があって、こちらにも驚かされます。
テーブルや家具の修理にインスタントラーメンを使う?
ただし、「インスタントラーメンで車を修理する」という話は、実際にはジョークやインターネットミームとして広まったもので、必ずしも本格的(?)な修理技術ではありません。
YouTubeや中国のSNSなどで、インスタントラーメンやその他の日常的なアイテムを使って「修理」する動画が人気を博したことで、このような件が話題になりました。
最初にご紹介した動画は余りにも手が込んでいます。インスタントラーメンだけでなくソーセージが3本使われています。
ネタにしても凝った動画です。
(吉田ハンチング@dcp)