東南アジアの高速道路がとんでもない。亀裂で危機一髪

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韓国の建設会社が「ベトナムで請け負った高速道路」がポンコツにもほどがある――ということで敗訴した件(しかも2回目)は先にご紹介しました。

韓国企業が造った「ベトナム高速道路」おから工事でまた敗訴
韓国ウォッチャーからすると「まだやっているのか」な案件です。韓国は昔から(よせばいいのに)外国のインフラ事業にいっちょがみしては「おから工事」を行い、その国に迷惑をかけてきた歴史があります。事業費を中抜きしては自国の不動産にお金を突っ込んで...

とうもベトナムなど多湿な気候では、道路にシンクホールやポットホール(道路の表面にできた壺状のくぼみ)が多発するようです(雨や地下水の増加によって地盤が緩んで舗装路面が陥没したりする)。

ベトナムメディア『DOCNHANH』が以下のような動画について報じています。

トラック運転手のアヌワット・スリロッドさんが、フィリピンのパヤオ県のパホニョティン通りを走行中に、道路の表面にひび割れが出現しているのを発見しましたが、巧みにひび割れを避けて運転し、事なきを得ました。

記事の原文は「フィリピン」になっていますが「パヤオ(Phayao)」はタイの地名であり、また「パホニョティン通り(Phahonyothin Road)」はタイに実在する主要な幹線道路なので、実際の事件はタイで起こったものと思われます:引用者注

スリロッドさんは、

「ブレーキをかける間もなかったので、崩れ始めている道を素早く通過するしかありませんでした。

左側が崩れ始めていたので、そちら側が完全に崩れるのではないかと心配でした。タイヤがひび割れに落ちないように、ひび割れの間を通って運転しなければなりませんでした。

安全な道路に到達した後、振り返ると道路はすでに崩壊していました」と語ったとのこと。

よく助かったものですが、このような高速道路を走らなければならないというのはとてもお気の毒です。

韓国の建設会社に限らず、道路を造成する場合には現地に合った設計と施工が重要になるようです。

(吉田ハンチング@dcp)

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