2025年05月01日、韓国の大法院(最高裁判所に相当)は「全体合議」に付した「李在明(イ・ジェミョン)さんの公職選挙法違反疑惑」についての判決を下しました。
結果は「2審判決を破棄、差し戻し」――でした。
大法院は以下のように指摘しました。
「李在明(イ・ジェミョン)の白現洞『脅迫発言』について、国土交通部による脅迫は全くなかった、明白な虚偽発言だ」
「白現洞に関する『脅迫発言』は、有権者の判断に影響を与える核心的内容だ」
「国土交通部が城南市に圧力をかけた事実は全くなかった」
「李在明(イ・ジェミョン)の『キム・ムンギとのゴルフ』発言は、虚偽事実の公表に該当する……原審(控訴審)は法理を誤解している」
「李在明(イ・ジェミョン)候補の発言を聞いた有権者は、ゴルフをしていなかったという意味で受け取った」
「キム・ムンギに関する発言のうち『ゴルフ発言』は、有権者の判断を誤らせるほどに重要な内容であり、候補者の表現の自由という名の下に許容されるべきではない」
「『キム・ムンギ ゴルフ』発言と白現洞発言が虚偽事実であるというのが大法院(最高裁判所)多数意見だ」
オ・ギョンミ、イ・フング大法官は、イ候補の選挙法判決に対して反対意見を残した。
結論としては、李在明(イ・ジェミョン)さんは公職選挙法違反を犯したという判断です。ですので大法院の判断はあくまでも「有罪」ですが、2審で無罪と判決を下した高裁に差し戻しです。
――これでややこしいことになりました。
ちなみにこの結審に李在明(イ・ジェミョン)さんは出席しませんでした。
↑実質「有罪判決」となった李在明(イ・ジェミョン)さん。それでも大統領にならないと(他の4件の裁判もあるので)監獄行き濃厚で、進むしかありません。
(吉田ハンチング@dcp)