韓国『現代自動車』『LGエネ』合弁会社・工場建設現場に米国国土安保当局が強制捜査!「全現場の作業即時停止」

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アメリカ合衆国の『ICE』(合衆国移民・税関捜査局)と『HSI』(国土安全保障捜査局)が、韓国の『現代自動車』と『LGエネルギーソリューション』の合弁会社『HL-GA Battery』の建設現場に踏み込み押収捜査を行いました(ジョージア州ブライアン郡)。

同工場は、『現代自動車』グループと『LGエネルギーソリューション』が約10兆ウォンを投資じ、2023年下半期から建設を始めた大規模工場です。

現在はまだ竣工されていませんが(進行が遅延している)、そもそもは2025年中に生産を開始、年間30GWhに達するバッテリーセルを製造するという予定でした。

工場で生産されたバッテリーセルは、『現代モービス』がバッテリーパックにして、例の『現代自動車』の専用電気自動車工場「メタプラント・アメリカ」で車両に組み込みます。

『ICE』は、「不法雇用慣行および重大な連邦犯罪」のために捜査とし、現場で作業を中止させ、不法移民者の取り締まりを行いました。


↑『HSI』捜査官が「全現場の作業即時停止」を告げているところ。

『ICE』が約450人を逮捕したと報じられています

逮捕された人数はメディアによって異なります。ここでは合衆国メディアのもっとも多い人数を引いておきます。

この中には韓国人労働者40人以上が含まれていると報道が出ています。韓国から出張に行って逮捕された人員は、電子渡航認証(ESTA)や会議出席、契約などのための商用ビザを発給され、現地で働いていた――とのこと。

読者の皆さまもご存じのとおり、トランプ政権は不法移民対策を強化しており、『現代自動車』グループにとっては間が悪かったようにも見えます。

上記のとおり建設作業は遅れているのですが、本件でさらに竣工まで時間がかかることになるでしよう。

(吉田ハンチング@dcp)

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