2026年04月02日、ドタバタになっている韓国の産業通商資源部が面白いリリースを出しました。
以下をご覧ください。またぞろ「スワップ」です。今度は「비축유 맞교환」(備蓄油とこれから運ばれてくる原油の)スワップ」です。
産業通商資源部が自分で「SWAP」と書いているので、スワップです。
SWAP
備蓄油の相互交換で原油需給の安定を実現します。民間が導入予定の供給量と政府備蓄油を相互に交換します。
石油公社は備蓄油を貸与
企業はタンカー入港時に原油で返済
期間
04~05月の2カ月間(今後1カ月ずつ延長)海外で確保した原油がわが国に到着するまでの期間中の一時的な需給支障を解消します。
※タンカー航海期間(米国50日、中東20日、オーストラリア14日)最後の安全弁である政府備蓄油の放出を最大限遅らせることができます。
※貸与方式ではなく備蓄油の単純放出の場合、企業の自主確保インセンティブが低下
ホルムズ海峡が事実上封鎖されており、予定していた原油が入ってこなくなっていますので、企業が代替の原油を別の場所から輸入する場合、到着するまでのタイムラグが生じます。
そこで、その船積書を企業が政府に提出させて、本当にその船舶が実在することを確認できたら、『韓国石油公社』が最後の安全弁である備蓄から、先に企業に原油を貸与します。
――で、船便が韓国に到着したら『韓国石油公社』に貸した分を返してもらう――という仕組みです。
いわば備蓄原油の先渡しで、産業通商資源部がいうとおり、最後の安全弁である備蓄を(見かけ上は)減らさなくても済みます。もちろん後で返済されるというが確かであれば……です。
ただ単に備蓄を放出するだけだと「企業が自分でなんとかしようとする意欲(インセンティブ)がなくなってしまう」というのは、ずいぶんケチ臭い言い分ではありますが。
――ことほどさように、韓国というのは取り憑かれたように「スワップ」「スワップ」と連呼する国なのです。
(吉田ハンチング@dcp)






