05月02日に公開された写真・動画に写った人物は「金正恩氏」本人か? 耳の形状に注目した

広告
おススメ記事

<<誠に申し訳ないのですが、スマホの方は横にして画面の左右幅を長くして読んでいただければ幸いです>>

先に、現在日本で最も北朝鮮情勢に詳しい篠原常一郎先生が「北朝鮮『金正恩最高指導』の死亡を確認」との情報をYouTubeで緊急配信されたこと――をご紹介しました。

ところが2020年05月02日になって、北朝鮮メディア『朝鮮中央通信』と提携している『AFP通信』から「金正恩氏、3週間ぶり姿現す 国営通信が報道」という記事が出ました。

⇒参照・引用元:『AFP通信』「金正恩氏、3週間ぶり姿現す 国営通信が報道」

同記事は「05月01日に金正恩最高指導者が肥料工場の竣工式に出席した」という『朝鮮中央通信』を引いたもの。

この記事に併せて、金正恩氏の健在を示す5枚の写真が掲載されています。この5枚の写真のうち1枚は、背景に「5月1日」という日付けが入っています(上記『AFP通信』の記事を参照してください)。

篠原先生の情報が正しければ、写真はフェイクで可能性は2つ

篠原先生の情報が正しく、金正恩氏が死亡、あるいは重体で再起不能なのであれば、この写真はフェイクということになります。

フェイクの場合の可能性は以下の2つ。

1.「金正恩氏の影武者」を用いて撮影した写真を公開した。
2.写っている金正恩氏は本物だが、過去に撮影した写真を加工(合成)して公開した。

写っているのが金正恩氏本人かどうか耳の形状について比較してみました。

耳の形状というのは、その人固有のもので、指紋と同じように本人識別に使用されることがあります。整形医療の技術をもってしても、耳の形状を「本人のものと同一」に加工できないのであれば、耳の形状で「金正恩氏本人」と「影武者」を識別できないでしょうか?

05月02日に公開された写真は、『わが民族同士』(北朝鮮の「祖国平和統一委員会」の公式Webサイト)が公開した21枚の写真です(各メディアも同サイトに掲載されたのと同じ写真からピックアップしています:これについては韓国メディアも同様)。

21枚の写真は以下のURLで見ることができます。

⇒参照・引用元:『わが民族同士』

残念ながらこの9カットの写真では耳の形状をアップで確認できません。

まず、『AFP通信』の記事に掲載された「最も金正恩氏に寄ったアップの写真」(2019年03月01日撮影)について見てみましょう。

もし「耳の形を本人のものソックリに整形できない」のなら、写真に写っているのは「=ポンペオ国務長官と会った人」であり、「=それが金正恩氏本人だった」のなら、金正恩その人だ――ということになるのではないでしょうか。

今回の05月02日、「肥料工場の竣工式典に出席した金正恩氏」ですが、公開された9枚の写真ではアップにして耳の形状をできるほどの解像度がありません。朝鮮中央通信が発信したビデオでは耳の形状を確認できるでしょうか。

以下のシーンをピックアップしてみました。

この6つのシーンでの耳の形状を確認してみます。金正恩氏が左を向いているシーン(③)については、「金正恩氏が文在寅大統領を会談した際の写真」と比較します。さすがに文在寅大統領と会ったのが「影武者」だったとは考えにくいからです。

解像度が足りず鮮明に確認はできませんが、おおむね耳の形状は一致するように見えます。皆さんはどのように思われるでしょうか?

(柏ケミカル@dcp)

広告
【借金175億ドル】韓国銀行は「通貨スワップ」利用の利息を「27億円」支払うことになります。
韓国の中央銀行である韓国銀行は、アメリカ合衆国のFED(Federal Reserve Systemの略称:連邦準備制度)と締結したスワップライン※(ドル流動性スワップ)を利用して「ドル」を調達しています。韓国銀行は毎週ドル調達を行っており...
「99カ月ぶりの貿易赤字に転落」なのに韓国当局は「大丈夫」と言い張る。その理由とは
韓国の貿易収支が99カ月ぶりに赤字に転落。韓国は輸出産業一本で食べている国ですので、この結果は衝撃をもって韓国メディアに取り上げられています。貿易収支というのは、輸出額から輸入額を引いて求めます。韓国の場合には物品を輸出して稼いでいますので...
『大韓航空』06月末で政府支援「1.6兆」がほぼ枯渇!さらに下半期の借金返済「3兆1,600億ウォン」
韓国企業の経済的苦境は続いています。政府が飛ばすわけにはいかないと慌ただしく支援を決定した企業でも状況は変わっていません。また、業績悪化の具体的な数字が上がってくるので「事態を悲観的に見る」傾向が強まっています。先にご紹介しましたが、「イン...
【驚愕】04月はインドで一台もクルマが売れなかった!『現代自動車』業績悪化のシグナル
タイトルの「ママ」で、出落ちのような記事で大変に恐縮なのですが、新型コロナウイルス騒動で世界経済に大ブレーキがかかる中、驚愕の報道が出ました。2020年04月、世界的に大きな自動車市場であるインドで新車販売が1台も記録されなかったというので...
タイトルとURLをコピーしました