「バリューチェーン」とは?

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経済ニュースで「バリューチェーン」という言葉が登場することがあります。片仮名用語ばかりで本当に嫌になりますが、バリューチェーンという言葉は企業分析などでも使われますので、覚えておくといいですね。

バリューチェーン(value chain)は日本語では「価値連鎖」と訳されます。もともとは経済学者マイケル・ポーター(Michael Eugene Porter)が自著『競争優位の戦略』(原題『Competitive advantage: creating and sustaining superior performance』1985年発行)の中で用いたテクニカル・ターム(専門用語)です。

企業は原材料を購入し、製品に加工し、販売します。その過程が鎖のようにつながり、ステップごとに付加価値を付けて競争力を高めていきます。この価値の付加こそが企業のメーンの活動であるというのが、ポーターの基本コンセプトです。

つまり、バリューチェーンを分析し、どこでどのくらいの価値が付加されているかを見極めれば、その企業の実力が計れるし、他企業との比較もしやすいというわけです。

(柏ケミカル@dcp)

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