台湾『TSMC』干ばつで半導体製造に給水車投入!

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台湾で意外なことが起こっています。台湾は2020年台風が一つも上陸しないという異常事態でした。また雨も少なく、冬の干ばつに見舞われているのです。ダムの貯水量は軒並み20%を切りました。

困ったのは水を大量に消費する半導体産業です。

2021年02月23日、世界最大のファウンドリ台湾『TSMC』(Taiwan Semiconductor Manufacturing Companyの略:台湾積体電路製造)は緊急事態に対応するため、給水車を投入し始めました。『TSMC』の半導体工場では1日に約20万トンの水が必要、とされています。給水車は1台で20トンしか運べませんのでまさに緊急事態。

『TSMC』だけではなく、『聯華電子(UMC)』『友達光電(AUO)』『群創光電(イノラックス)』も給水車を手配しているのです。

車載半導体が不足するなど世界的な半導体不足が叫ばれている中、この状況です。02月25日から台湾では給水制限に入りました。

(吉田ハンチング@dcp)

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