まだ揉めてるイギリスのEU離脱問題です。交渉時間がなくなりつつあるのに、離脱後の「イギリスとEUの通商ルール」がまとまりません。メイ首相からの提案を、EU側のミシェル・バニエル(Michel Barnier)首席交渉官が一蹴!という報道が出ました。
メイ首相の提案は「これならイギリス議会をなんとか説得できるのでは……」というものだったようで、これが蹴られたために進退窮まったという憶測も飛んでいます。
バニエル首席交渉官は「EU関税同盟に残留することもイギリスに可能な選択肢の一つ」なんて言っていますが、メイ首相にとってそれは無理というものです(自分の意見を撤回、翻さないといけないため)。残された交渉可能時間はわずかに12週です。
イギリスのEU離脱がハードランディングになる可能性も出てきました。イギリスの政局も含めて予断を許さない状況です。
(柏ケミカル@dcp)