先からご紹介してきた「第4次災害支援金」を給付するための(2021年)第1次補正予算が韓国国会で通過しました。
総額:14兆9,000億ウォン(1兆4,304億円)
の大盤振る舞いです。この支出が確定したことで、
追加国債発行:10兆ウォン(約9,600億円)
2021年政府債務:965兆9,000億ウォン(約92兆7,264億円)
2021年政府債務:965兆9,000億ウォン(約92兆7,264億円)
が現実のものとなります。また、
2021年
統合財政収支:-89兆9,000億ウォン(約-8兆6,304億円)
管理財政収支:-126兆4,000億ウォン(約-12兆1,344億円)
※予算ベース
統合財政収支:-89兆9,000億ウォン(約-8兆6,304億円)
管理財政収支:-126兆4,000億ウォン(約-12兆1,344億円)
※予算ベース
と予想されます。韓国政府の財政は2020年を超える大赤字です。
統合財政収支は単に「政府の収入-支出」で求めますが、管理財政収支の方は社会保険基金などの収支も合算したもの。国の財政を考えるときには当然後者の「管理財政収支」の方を用います。
この「-126兆4,000億ウォン」は韓国史上最悪の財政赤字です。まだ03月だというのに史上最悪の未来が予測されているのです。その上、よほど景気が良くならない限り(税収が格段に増加するとか)この未来は覆せません。
(吉田ハンチング@dcp)