小ネタですが見逃せないのでご紹介します。誠に申し訳ありません。
アメリカ合衆国、EUなど自由主義陣営との当たりが厳しくなってきた中国ですが、味方に引き入れるためか、「最も弱い輪」と目されている韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)新外相を呼び出して会談を行っています。
2021年01月20日に、文在寅大統領はこれまでの康京和(カン・ギョンファ)外相の代わりに鄭さんを据えました。
中国側は毎度おなじみの王毅外相で、鄭さんは外相として初めての会談です。それはいいのですが、2021年04月03日に会談が行われた場所が、福建省厦門(アモイ)なのです。
アモイは新冷戦の焦点「台湾」のすぐトイメンの都市です。
韓国メディアでは「韓半島の平和プロセスについて話し合う」なんて報道になっていますが、合衆国からすれば「韓国は中国とつるんで台湾を圧迫している!」と見えないでしょうか。
ヘンな約束をさせられて帰国しなければいいのですが……。
(吉田ハンチング@dcp)