中国

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合衆国は中国との正面衝突コースに入った

Money1では以前から、中国との対立が続けば「合衆国は台湾を独立国として認める可能性があるのではないか」と指摘してきましたが、先日紹介した「インド太平洋戦略報告書 2019年6月」でついに合衆国国防総省(The Department of...
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来たる「G20・首脳会合」は楽観視できない

日本開催の「G20」が日程消化中です。G20最大の注目ポイントである「首脳会合」は、06月28日~29日、大阪府大阪市で行われますが、05月11日~12日には「農業大臣会合」が新潟県新潟市で、06月08日~09日には「財務相・中央銀行総裁会...
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ドイツ銀行のナニが危ないのか?

以前にもご紹介しましたが、「ドイツ銀行」がますます危険視されています。なぜドイツ銀行は世界中から注目されているのでしょうか? また何がそれほど危ないのでしょうか?「ドイツ銀行」ってどんな銀行?誤解している人がいらっしゃるかもしれませんが、ド...
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「下放」を進める? 習近平は本当に毛沢東になるつもりなのか!?

「下放」ってナニ?あまりマスコミでは取り上げられませんが、中国の習近平国家主席が「下放」政策を進めようとしています。年配の皆さんは「下方って、また懐かしい言葉だな」と、若い世代の皆さんなら「ナニそれ?」と思われるでしょう。これは、中国共産党...
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中国は報復手段としては「米国債を売れない」

アメリカ合衆国と中国の貿易戦争は行くところまで行く様相を見せています。合衆国の追加関税攻勢に対して、中国は有効な手段を打てていません。これは輸出入のアンバランスによるもの。以前Money1でもご紹介したことがありますが、合衆国の方が圧倒的に...
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トランプ師匠による関税賦課は中国の外貨獲得能力を喪失させる

アメリカ合衆国、トランプ大統領の「中国からの輸入品目への追加関税賦課」は中国に深刻なダメージを与えます。この影響の大きさは私たち日本人が想像する以上のものです。普通、関税は輸入業者が負担します。貿易条件によっては輸出業者が負担することもあり...
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元安で追加関税を相殺できるが限度がある

ロイターに「中国人民銀行は、目先1ドル=7元を超える元安を容認しない」という記事が掲載されました。Moneyで以前ご紹介したとおり、アメリカ合衆国による追加関税賦課に対して、中国は元安を利用してそのダメージを和らげることができます。ではなぜ...
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合衆国vs中国 協議がまとまらなかった理由

アメリカ合衆国と中国の協議は、劉鶴副首相が訪米したのにも関わらず、まとまりませんでした。05月06日(合衆国時間05月05日)にトランプ大統領が怒りのtweetをするまでは、協議が順調に進展しているものと思われていたのですが、いったい何があ...
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合衆国は「台湾」を防衛する! 2本の「親台湾法」下院通過

中国封じ込めの一環ですが、アメリカ合衆国は「台湾」へのコミットメントを深めています。台湾を「一国二制度」を唱えて取り込もうとしている中国共産党からすれば、合衆国の動きは非常に目障りなものでしょう。しかし、合衆国としてはこれ以上中国を野放しに...
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トランプ師匠さらに攻勢! 中国はなぜ反撃できないか?

中国からの輸入品目全てに関税を賦課する!アメリカ合衆国のトランプ大統領は、05月10日(金)に「まだ追加関税が賦課されていない中国からの輸入品目全て」について、関税を賦課するように指示したとのこと(記事末のURL:ロイターの報道)。中国から...
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トランプ政権による中国関税賦課のまとめ 第1弾~第4弾で関税は約7兆円になる!

05月10日0時1分(日本時間午後1時1分)、アメリカ合衆国・トランプ政権は、中国からの輸入品目約2,000億ドル分に賦課する関税を10%から25%に上げました。この関税の追加賦課は、トランプ政権が行った対中国関税発動の第4弾になります。こ...
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合衆国、追加関税を発動! トランプ師匠一歩も退かず

アメリカ合衆国と中国のギリギリでの協議は残念ながらまとまりませんでした。そのため、05月10日午前0時1分(日本時間の午後1時1分)、中国からの約2,000億ドル分の輸入品目に追加関税が賦課されました(関税率は10%から25%に上昇)。先に...
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中国、合衆国との対立を報道規制 しかし市場は正直!

中国では、アメリカ合衆国、トランプ大統領が05月06日に行った「関税を10%から25%に上げる」というtweet、貿易協定について合衆国と対立していることについての報道が規制されています。報道規制を行っても、市場は事実によって動きます。上掲...
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本日、中国の劉鶴副首相が訪米! 貿易協定はまとまるか!?

アメリカ合衆国と中国の貿易協定がうまくまとまらなかったため、株式市場は暴落に見舞われています。しかし、両国ともこのままでは困るのは確かです。そのため、中国は劉鶴副首相をワシントンに送り込み通商協議の継続を図ります。劉鶴副首相の滞在予定は9-...
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トランプ師匠、対中国関税の追加賦課を表明

05月中にまとまるかと見られていたアメリカ合衆国・中国の貿易協定ですが、05月05日急転直下の事態が起こりました。合衆国のトランプ大統領が以下のようなtweetを行い、中国の株式市場が急落しました。For 10 months, China ...
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中国は年金でも破綻する!

少子高齢化が進むと年金の仕組みが行き詰まることになります。日本でも四苦八苦していますが、13億の人口を抱える中国はそれがもっと顕著なのをご存じでしょうか? 少なくとも共産主義国家が建前の中国で老人が養えないというのは看板倒れもいいところなの...
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立志伝中の人物「郭台銘」が台湾総統選挙に出馬を表明

アメリカ合衆国と中国との新冷戦は台湾を巡って徐々にヒートアップしています。中国は一つの中国を標榜して、台湾の独立を認めてはいません。2019年01月には、習近平国家主席は「台湾と中国を統一すること」への熱意を述べています。声明の中では、一国...
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「合衆国・中国は合意するはず」という見方は危なくないのか? 注視すべき

アメリカ合衆国と中国の通商協議は「かなり進展している」ということで、市場は「景気後退のリスクは小さくなった」とし好調です。しかし、04月04日にはトランプ大統領自身が協議の進展を認めながらも、「素晴らしいディールでなければ受け入れない」と明...