「サムライ債」とは、外国企業・金融機関など日本国外の発行体が日本の投資家向けに発行する債券のこと。発行された債券は日本の機関投資家などが購入するわけですから、円でお金を集める資金調達方法です。そのため「円建て外債」と呼ばれることもあります。
サムライ債を発行したい外国の発行体にとってもメリットがあります。日本の場合は金利が低いですから、資金調達コストが比較的安く済むわけです。また日本の通貨「円」は世界で通用するハードカレンシーで、信頼されていますからドルに交換しやすい通貨です。円を調達して金利の高い国で運用したいといったニーズに応える手段でもあるわけです。
(柏ケミカル@dcp)
よく耳にする「ハードカレンシー」とは何か?
「日本円はハードカレンシーなので・・・・・・」といったフレーズをニュースなどで聞いたことはありませんか? ハードカレンシーとはいったい何かご存じでしょうか? ハードカレンシーとは「国際決済通貨」です!ハードカレンシーとは国際決済通貨とも呼ば...
「カレンシーボード制」とは?
「カレンシーボード(currency board)制」とは、国の為替政策の一つと説明されます。具体的には、通貨発行当局が外貨(ほとんどはアメリカ合衆国のドル)を保有し、その信用を基に自国通貨を発行するのです。言い換えると、自国の保有する外貨...