南朝鮮「ウォン」神風でウォン高進む ドル溶かさなくても良かったじゃん

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12月12日(木)、一気にウォン高が進行しました(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。これは何も韓国通貨当局が頑張ったおかげではありません。アメリカ合衆国で中国との貿易協定第1弾がまとまるのでは?という観測が、イギリスで総選挙の結果ジョンソン首相の圧勝!という観測が出たためです。

この強力なダブルパンチが繰り出された結果、「それリスクオンだ!」「もう大丈夫!」(ナニが大丈夫なんだ)というわけで、新興国通貨であるウォンにもその影響が出たのです。同じ新興国通貨、中国の「人民元」を見てみますと、同じようにオンショア・オフショア共に一気に元高が進んでいますね。

もし本当に韓国通貨当局が「ウォン安阻止」に直近動いていたとしたら、この一気のウォン高進行は極めて皮肉な結果といえます。「先に言ってよー!」といったところでしょう。分かっていたらドルを突っ込まなくて済んだはずですね。

せっかくウォンが強くなったので今度はドルに換えておくのがいいのではないでしょうか。ただ、それをあんまり行うと合衆国から怒られますけれども。

追記
12日はさすがに世界的な通貨の変動だったため、Money1でお伝えしてきたDXYとドルウォンとのディバージェンスは収まったようです。ワールドワイドな勢いが韓国のドメスティックな事情を吹き飛ばした、そのような動きでした。

(柏ケミカル@dcp)

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