中国の「金くれ」再び。日本『みずほ』に言及

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先からご紹介しているとおり、中国から外資が資金を引き上げています。一般企業人を何らの説明もせず逮捕・拘禁するような国なので、「そんな無法な国で商売ができるかよ」となりますので、当然の結果です。

しかし、経済が傾いている中国としては外国からの資金投入がないと困ります。ですので、Topの習近平総書記からして「外資への市場解放を一層進める」といい、商務部、外交部などが必死に「中国に投資しよう! 今がチャンス」と大声でウソをいっています。

「こっちの水は甘~いぞ~」というわけですが、そんなものに今さらだまされるヤツはいないよ――です。

中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』が、外資が一層の資金投入を誓ったという記事を出していて大笑いです。以下に記事の一部を引用してみます。

外資系金融企業は、中国が金融開放と安定的な景気回復を堅持する中、中国経済の先行きに全面的な自信を示し、市場へのさらなる投資を誓った。

中国人民銀行上海本部と地方金融監督当局は、中央金融工作会議の精神を深く研究する会議を開催した。

同庁ホームページのプレスリリースによると、会議では、証券会社、ファンド会社、先物ブローカーが上海の現状を考慮し、制度開放やその他の分野で主導的・探索的な役割を果たすよう奨励した。

中央金融委員会の第1回会議が月曜日に開かれ、中央金融工作会議の取り決めを全面的に実施し、強力な金融セクターを持つ国家建設を加速させ、中国の近代化推進によりよく奉仕し、支援するよう努力することが呼びかけられた。

中国が金融開放拡大への取り組みを強化し、安定した経済回復を遂げる中、多くの大手グローバル金融機関は、中国のグリーン経済、デジタル移行、「一帯一路」構想の共同建設から得られる大きなチャンスに目をつけ、中国でのプレゼンス拡大に意欲を燃やしている。
(後略)

⇒参照・引用元:『Global Times』「Foreign financial firms eye opportunities in China as key meeting vows further opening-up」

外資系金融企業が「市場へのさらなる投資を誓った」ことになっています。また「中国でのプレゼンス拡大に意欲を燃やしている」そうです。

注目したいのは、記事内の以下の部分です。

(前略)
日本の『みずほフィナンシャルグループ』は、中国証券監督管理委員会に中国での証券会社設立を申請した。

認可されれば、野村東洋国際証券、大和証券グループと並んで、中国で3番目の日系証券会社となる。
(後略)

中国は『みずほフィナンシャルグループ』に大きな期待を寄せています。同グループは、栗を拾いに火の中に手を突っ込むつもりなのでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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