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中国「韓国は中国の文化を盗む。韓国のバンドは中国に金儲けに来るな」

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日本人からすれば知ったことではないのですが、中国の皆さんは「韓国人は歴史・文化泥棒だ」という件で過敏になっています。ネットでは「また韓国人が中国の歴史・文化をパクリやがった」と激昂する書き込みが散見されます。

THAAD事態によって、韓国のアーティストが中国本土で公演を行うことが制限された――そこまでは読者の皆さんもご存じでしょう。

どうもこの「限韓令」は現在も続いていて、中国の皆さんも限韓令についてはよくご存じのようです。

中国語メディア『網易』に面白い記事が出ています。韓国の『SAY SUE ME(セイスーミー)』というインディーズバンドが、2024年07月に北京で公演を行うことについてのものです。

タイトルは「“限韩”松动?韩国乐队赴京演出,网友纷纷抵制(『対韓国規制』は緩和されるのか? 韓国のバンドが北京で公演を控えており物議を醸している。ネット民は公演をボイコットする構えだ)」です。


↑『SAY SUE ME』の公式Instagram/スクリーンショット


↑『SAY SUE ME』は韓国・釜山で2012年に結成され結成されたバンドとのこと/スクリーンショット

記事は以下のように書いています。

(前略)
ネチズンは、『SAY SUE ME』という名前の韓国のバンドが07月に北京で公演することを発見し、それが事実であることを証明するために、この韓国のバンドが無事に税関を通過し、これから公演することを証明する公式文書も投稿した。

(中略)

ざっと計算してみると韓国の歌手が大陸で公演するのは9年ぶりとなるが、今回は韓国エンターテインメントの小規模なバンドに過ぎず、大陸に大きなファン層はない。

そのためネチズンはこれが韓国エンターテインメントの試練であると信じており、全てが順調にいけば、将来的には多くの韓国エンターテインメントアーティストが後に続くことになるだろう。

(中略)

このニュースが見られた後、コメント欄は爆発的に盛り上がった。

国民の意見は基本的に同じで、韓国の芸能アーティストが簡単に金儲けに来てほしくないという意見であり、主催者にもっと注意を洗うように促した。

最近の一連の出来事を整理すると、なぜネチズンがこれほど怒っているのか理解するのは難しくない。

まず、韓国のカールズグループ『IVE』が公然と文化を盗み、MVに大量の中国要素を盗用した。
(後略)

⇒参照・引用元:『網易』「“限韩”松动?韩国乐队赴京演出,网友纷纷抵制」

記事内にある、「本当に北京で公演を行う」ことを証明する文書というのは以下です。

中国語のネット上では「韓国のアーティストは金儲けで中国に来るな」となっている様子です。

ついこの間、05月27日に中韓首脳会談が行われ、「文化的な交流をしましょうね」などと言っていたハズなのですが……。現実には――中国の皆さんは「韓国は中国の文化を盗む」――と怒っていらっしゃるようですよ。

バンドにとってはとんだトバッチリ感があって、お気の毒な感じがいたしますね。

(吉田ハンチング@dcp)

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