日の丸自動車、韓国自動車を抑えて好調。『ホンダ』+32.3%

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韓国自動車企業にとって、頼りはアメリカ合衆国市場です。中国では駆逐され、日本市場では相手にされませんので、世界第2位の自動車市場である合衆国、またカナダを含めた北米市場こそが命なのです。

Money1でもご紹介したとおり、2024年01月はブレーキがかかり「!?」と要警戒だったのですが、02月は対前年同期比で回復しました。

18カ月ぶりに対前年同比でマイナスになりました。

そこで、韓国メディアが「良かった」と記事を出しています。具体的には2024年02月の『現代自動車』『起亜自動車』の販売台数は以下のとおりです。

2024年02月 北米での販売台数
『現代自動車』:6万4,946台+6.0%
『起亜自動車』:5万9,059台-3.0%
小計:12万4,005台+1.6%

( )内は対前年同期比の増減

『起亜自動車』は対前年同期比でマイナスなのですが、足して『現代自動車』『起亜自動車』で合算すればプラスになります。韓国メディアはいつもグループで合算して数字を出しますので、まあ「プラス」です。

ここで終わると面白くもなんともないのですが、日本勢を見ると、実は絶好調な感じなのです。以下が日ノ丸自動車企業の「2024年02月 合衆国市場における対前年同期比の増減」です。

『TOYOTA(トヨタ)』:+16.2%
『HONDA(ホンダ)』:+32.3%
『MAZDA(マツダ)』:+6.7%
『SUBARU(スバル)』:+3.1%

筆者などは、昔スカイアクティブエンジンの取材をさせてもらったことがあるので、『マツダ』内燃機関の開発チームを応援しています。ディフィート・デバイスを使って世界を欺こうとした『フォルクス・ワーゲン』を尻目に、真っ向勝負、技術力で問題を解決しようと取り組み、見事にやってのけたマツダの開発陣には、敬意しか評せません。

『トヨタ』『ホンダ』『スバル』のみならず、もっと『マツダ』車も売れてほしいものです。

(柏ケミカル@dcp)

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