中国は「日々是水没」というべき最悪な状況です。
2024年08月20日、中国の遼寧省葫芦島市建昌県が突然の大規模洪水に見舞われ、多くの村が連絡を途絶。県全体が活動を停止しました。
中国の水没状況は本当にひどい有り様ですが、今回の建昌県の被害は特に大きなものとなりました。以下の写真をご覧ください。
↑建物が屋根まで水没し、一面海原のようになってしまった場所も/ネット上に上がった動画からスクリーンキャプチャー(以下同)
↑恐らくオーナーさんでしょう、水没したクルマから水をかい出しています。
↑無茶なのでやめた方がいいのですが、水をかき分けて強引にクルマで移動する人が必ずいます。
↑水没かつ陥没したと見られる道路。こういう場所があり得ますので、強引にクルマで進むのは危険です。
↑高架下を通る道路が全面的に水没し、もはや川と見分けがつきません。
↑中にはこういうやけっぱちな方も目撃されています。無敵だなあ。同様に女性もいらっしゃったのですが、具が見えそうになっているのでお見せできません。
――というわけで中国は本当にあっちでもこっちでも水没しています。
2024年08月13日、『中国人民銀行』は重慶市、福建省、広東省など12の省市に「水防、水害救援、災害救援に対する財政支援を提供する」と発表した(上掲)のですが、金額は1,000億元(約2兆410億円※)です(あくまで融資でくれるわけではない)。
少ない金額とはいえませんが、中国全土のここまでの被害状況を見ると1桁足りないでしょう。
※円換算は2024年08月21日の「1人民元=20.41円」で行いました。
(吉田ハンチング@dcp)