中国国家統計局から待っていたデータが出ました。
2024年08月の「16~24歳の失業率」です。以下をご覧ください。
2024年08月、16~24歳の若年層の失業率は「18.8%」となっています。07、08月と急上昇です。
上掲が2023年12月から2024年08月までの若年層失業率の推移ですが、状況は悪化していることが顕著です。
先に国家統計局が若年層失業率の公開をやめたときは、「2023年06月:21.3%」でした。
翌07月には、「経済・社会の発展が変化し、労働力調査・統計の改善・最適化が必要であり、例えば、学生の規模が拡大しており、卒業前に就職活動をしている学生を労働力調査・統計に含めるべきかどうかなど、さらに検討する必要がある」として、統計局はデータ公開をやめました。
2024年08月「18.8%」まで来ましたので、これ以降の推移によっては、またデータを隠蔽する可能性があります。
中国の国家統計局がどうするのか、要注目です。
中国「若年層の失業率がさらに上昇」21.3%で過去最高を連続更新!
2023年07月17日、中国国家統計局が「今年上半期に国家経済は回復した」というデータを出しました。プレスリリースの中で「試算によると、上半期の国内総生産(GDP)は固定価格で計算して59兆3,034億元となり、前年同期比5.5%増となり、...
(吉田ハンチング@dcp)