2025年03月17日、韓国の企画財政部が『OECD』(Organisation for Economic Co-operation and Developmentの略:経済協力開発機構)の公表した「中間経済展望」についてプレスリリースを出しました。
2024年12月に予測されたGDP成長率は、2025年03月には低下。
世界平均で見ると「3.3%」から「3.1%」に低下。0.2%ポイント下がったわけです。
韓国は「2.1%」から「1.5%」に「0.6%ポイント」低下しています。
もっともこれは、『韓国銀行』が予測したものを反映したもののママで、特に驚きはありません。
「2024年12月 ⇒ 2025年03月」の期間で、2025年GDP成長率の予測が一番下がったのは、アメリカ合衆国・トランプ大統領に痛めつけられているメキシコで、「1.2% ⇒ -1.3%」と「2.5%ポイント」も低下しました。
面白いのは中国で、絶対ウソだといわれながら(アナリスト・識者は全く信用していない)「2024年は5.0%成長」としており、2025年は「4.8%」成長する――と言い張っているのです。
しかも「2024年12月 ⇒ 2025年03月」の期間で、予測は「4.7% ⇒ 4.8%」と0.1%ポイント上昇させました。
韓国について『OECD』は「Growth in both Korea and Australia is projected to hold up, but to be weaker than previously expected.(韓国とオーストラリアの成長は持ちこたえると予測されているが、以前の予想よりも弱まる見込みである)」と評しています。
どこまで「持ちこたえられるか」が問題です。
(吉田ハンチング@dcp)