韓国・李在明「米韓首脳会談の真ウラ」に中国へ特使団を派遣。「違うんですよ中国さま」の親書を携えて

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韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんは、2025年08月25日、アメリカ合衆国のトランプ大統領との会談に臨みます。

自身が吊るされる可能性がある対米直接対決ですが、来るこの同期間に、李在明(イ・ジェミョン)さんが中国に「特使団」を派遣することが分かりました。

以下が大統領室が出したプレスリリースです。

中国特使派遣関連 姜裕貞(カン·ユジョン)報道官ブリーフィング
2025年8月22日

わが政府は、国際社会に民主大韓民国の復帰を知らせ、新政府の国政哲学および対外政策を説明するため、これまで主要国に大統領特使団を派遣してまいりました。

今回は来る24日から27日まで、李在明(イ・ジェミョン)大統領の特使団が中国を訪問する予定です。

朴炳錫(パク・ビョンソク)前国会議長が団長を務め、中国の主要人士らと面談し、韓中関係発展の方向性および両国間の友好情緒増進の方策などに関する李在明大統領のメッセージを中国側に伝達する計画です。

特使団は「韓中戦略的協力同伴者関係」の成熟した発展を持続的に推進していこうとするわが政府の意思を伝えると同時に、両国間の経済・文化・人的交流など多方面における活発な交流および協力方策などについて幅広く意見を交換する予定です。

今回を最後に、新政府発足を契機として推進してきた主要国への大統領特使団派遣は締めくくられます。

わが政府は今回を含め合計12カ国に特使を派遣しましたが、対米・対日特使団派遣については、既に告知したとおり大統領の訪米と訪日が確定したことに伴い推進しませんでした。

2025年08月22日
大統領室 報道官 姜有貞

⇒参照・引用元:『韓国 大統領室』公式サイト「中国特使派遣関連カン・ユジョン広報担当ブリーフィング」

台湾に謝謝、中国にも謝謝」な李在明(イ・ジェミョン)政権らしい態度です。合衆国との首脳会談の真ウラで、中国にも特使を派遣するのですから。

特使の代表を務める朴炳錫(パク・ビョンソク)さんというのは、これまた李在明(イ・ジェミョン)の腰巾着の一人で、国会議長として尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾決議を主導した人物です。

国会運営を『共に民主党』の有利なように動かしました。

また、朴炳錫(パク・ビョンソク)さんは、中国との太いパイプと持つ人物として知られています。


↑朴炳錫(パク・ビョンソク)さんは2020年06月~2022年05月に国会議長を務めました。

『中央日報』の記者でキャリアを開始し、香港特派員として天安門事件の報道(1989年)を担当した経験があります。1998年、金大中政権発足を期に政界入りしました。

ちなみに、アンポンタンの文在寅政府が発足した初期にも特使として中国に派遣されたことがあります。

特使を派遣する理由を「新政府の国政哲学および対外政策を説明するため」としていますが、率直にいえば「中国に対する言い訳」をしに行くのです。

合衆国からも、中国からも蹴り飛ばされたくはないからです。

これこそ「コウモリ外交」の真骨頂。李在明(イ・ジェミョン)さんからの親書の中身と、中国側がこの特使をどのように遇するのかが大変注目されます。

(吉田ハンチング@dcp)

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