韓国・李在明は「ウソ八百の捏造歴史」を信じているのか? ⇒「古代朝鮮民族はユーラシア大陸の大部分を支配した」という妄想史

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2025年12月12日、先にご紹介したとおり、韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが、教育部・国家教育委員会・法制処の業務報告に出席。

「漢字教育の回復」を建議されたのですが、難しいと一蹴。

韓国の皆さんの読解力がこれからも低下し続けること、および自国の歴史と切り離されることが決まったわけですが、他にも面白いことがあったのです。

『東北アジア歴史財団』の朴枝香(パク・ジヒャン)理事長(박지향理事長)が同席していました。

↑『東北アジア歴史財団』公式サイトから「ご挨拶」ページのスクリーンキャプチャー。Googleの自動翻訳では「朴志香(パク・ジヒャン)」となっていますが、『中央日報(日本語版)』によれば理事長の漢字表記は「朴枝香」です。

李在明(イ・ジェミョン)さんが朴志香(パク・ジヒャン)理事長に対して、

「歴史教育に関連して 『환빠』論争があるのではないか」
桓檀古記を研究する人たちを卑下して『환빠』と呼ぶ」
「東北アジア歴史財団は古代史研究はしないのか」
「桓檀古記は文献ではないのか」

――などの発言を行いました。

「환빠(ファンッパ)」は「桓檀古記を科学的根拠なく信じ込む人」「偽史を広める人」といった意味の侮蔑的・嘲弄的な表現です。

『桓檀古記』というのは、説明するのもあほらしいですが――、

古代朝鮮民族が朝鮮半島を越えてシベリア、中央アジアなどユーラシア大陸の大部分を支配したという主張を盛り込んだ歴史書

――です。内容は荒唐無稽そのもので、そもそも誰が作ったのかも曖昧模糊としています。

1911年に桂延壽が編纂し……と説明されますが、一切ウラがとれません。

また1979年に光吾理解社(광오이해사)から「桓檀古記」漢文影印本が100部刊行された――などと説明されますが、そもそも「編纂された」こと自体が怪しいので、ウソの上にウソを重ねるような話なのです。

――ともあれ、さすがの韓国でも『桓檀古記』は偽書と断じられています。

しかるに、李在明(イ・ジェミョン)さんは「桓檀古記を研究する人たちを卑下している」「桓檀古記は文献」などと、まるで偽書ではないかのよいうに述べたのです。

このオッサンは大丈夫なの?――と思われて当然です。

朴理事長は「在野の史学者たちの話のようだが、彼らよりも専門研究者たちの理論と主張のほうがはるかに説得力があるため、私たちは専門研究者の意見を受け入れるしかない」と答えていますが。

ウソ八百を何回並び立てても、事実にはなりません。

(吉田ハンチング@dcp)

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