日本でも報道されていますが、アメリカ合衆国のトランプ大統領がホルムズ海峡が事実上封鎖されていることについて――もし通過したいのであれば「日本が自分でやれ」と述べた――となっています。
イランに対して大規模空爆を始めたのはイスラエルとアメリカ合衆国であり、その結果については「知らねーよ」と言ったわけで、大変に香ばしい態度だといえます。
該当の演説は2026年04月01日にホワイトハウスで行われたもの(以下がその動画)。
↑YouTube『Roll Call Factbase Videos』チャンネル「Remarks: Donald Trump Addresses an Easter Lunch at the White House – April 1, 2026」
しかし、トランプ大統領は日本にだけそのように言ったのではありません。
以下がその発言の前後も含めたものです。
(前略)
It’d be nice to take it, but we don’t need it and we say to Europe and all these countries that do — you know, China gets 90 percent of its oil from the Strait of Hormuz and they should be policing their own strait. We shouldn’t be policing it for them. We have been for years. And we’re, you know, we’re getting ready to get out of there but they should, you know, all the damages we have done such a job that they’re — they’re really a very weak country they’ve gone from the bully of the Middle East to essentially a weak country and I say, you guys, why should we — you — the problem with the thing, the strait is they can have one terrorist there with a machine gun someplace and they’ll say, oh, it’s not totally clean, you know.それを引き受けるのはいいことかもしれないが、我々には必要ないし、ヨーロッパやそうした国々――それを必要としている国々に言いたいのは――つまり、中国は石油の90%をホルムズ海峡から得ているのだから、自分たちの海峡は自分たちで警備すべきだということだ。
われわれが彼らのために警備すべきではない。われわれは長年そうしてきた。
そしてわれわれは、あの場所から撤退する準備をしているところだが、彼らがやるべきだ。
つまり、われわれが与えた打撃によって、彼らは――彼らは実際、非常に弱い国になっている。彼らは中東のいじめっ子のような存在から、実質的に弱い国へと変わった。
そして私が言いたいのは、お前たちは、なぜわれわれが――お前たちが――問題なのは、その海峡というのが、どこかに機関銃を持ったテロリストが一人いれば、「ああ、完全には安全じゃない」と言うことができる、という点だ。
So let them do it. Let France do it they get a lot of oil from the strait. Let the European countries do it. Let South Korea, who was not helpful to us, by the way. Let South Korea, you know, we only have 45,000 soldiers in harm’s way over there right next to a nuclear force. Let South Korea do it. Let Japan do it. They get 90 percent of their oil from the strait.
だから彼らにやらせればいい。
フランスにやらせればいい、彼らはその海峡から多くの石油を得ている。
ヨーロッパ諸国にやらせればいい。
韓国にやらせればいい、ところで韓国はわれわれにとって役に立たなかったがね。
韓国にやらせればいい、つまりわれわれはあそこに4万5千人の兵士を危険にさらして駐留させている、核戦力のすぐ隣でだ。
韓国にやらせればいい。
日本にやらせればいい。彼らは石油の90%をその海峡から得ている。
Let — let China do it. Let them all do it what the hell are we doing it for? All I want to do is make sure they don’t ever have a nuclear weapon and the other thing, this was not part of what I wanted to do, but we’ve done it I guess through sheer force of personality, we — we have a regime change like nobody thought was possible.
中国にやらせればいい。
全員にやらせればいい。
われわれはいったい何のためにそれをやっているのだ?
私が望むのはただ一つ、彼らが決して核兵器を持たないようにすることだ。
そしてもう一つ、これは本来私がやりたかったことの一部ではなかったが、われわれはやり遂げたのだ、いわば純粋な個人の力によって。われわれは、誰も不可能だと思っていたような体制転換を成し遂げたのだ。
(後略)
実際の発言を見てみれば分かりますが、「韓国にやらせればいい」と3回言及しています(これは単純な繰り返しではなく、話し言葉特有の言い直し・補足・強調ですが)。
もっとも在韓米軍には4万5,000人もいませんが。
現在は中東地域に兵員を引き抜いていますので、もっといませんが少なくとも直近では2万8千人規模だったはずです(2026会計年度の国防権限法(NDAA)では28,500人が規定値)。
この事実をもって一部の韓国メディアでは「またぞろトランプの与太話」「トランプの妄言」みたいな報道がありますが、兵隊の正確な人数が問題ではありません。
核兵器を持っている危険な国「北朝鮮」のすぐ南の国にわれわれは多数の兵士を置いている――とトランプ大統領が認識していることです。
(吉田ハンチング@dcp)






