「四六時中、韓国は大丈夫だと歌う奇妙な人々」

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2026年05月05日、李在明(イ・ジェミョン)大統領は「四六時中、緊縮の歌を歌う奇妙な人々へ」と題する投稿を、自身の『X』アカウントに行いました。

韓国政府が負債を積み上げ続けていることに警戒感と抱く人への皮肉を述べたわけです。

李在明(イ・ジェミョン)さんの言葉を借りるなら、韓国政府は「四六時中、韓国は大丈夫だと歌う奇妙な人々」だといえます。

『朝鮮日報』に興味深い記事が出ていますので、以下に一部を引きます。

(前略)
約3時間後、具潤哲(ク・ユンチョル)経済副首相兼財政経済部長官はフェイスブックに呼応する文章を投稿した。彼は「純債務比率を見れば韓国の状況は良好だ」とし、「先進国平均の8分の1に過ぎないだけだ」と書いた。

(中略)

今年の韓国の国内総生産(GDP)に占める政府債務比率は54.4%と予想されているが、韓国政府が保有する金融資産を差し引いて計算すると10.3%へと急落する。

韓国政府の純債務比率は、IMFが集計したG20(主要20カ国)平均純債務比率(89.6%)や全体平均(80.1%)と比較して低い水準だ。

まだ韓国は政府の金庫をさらに開放する余地があるように見える。

しかし、韓国の純債務比率が低い理由は、政府金融資産に1,500兆ウォン前後の国民年金積立金が含まれているためである。

専門家たちは「年金基金は国民の老後資金以外の用途には使えず、国家の実質的財政余力ではない」と指摘する。

純債務比率指標によって、韓国がアメリカ合衆国・欧州・日本など主要国と比較して財政健全性が良好だと見るのは、年金基金による錯覚だというのである。

比較対象となる他の先進国は年金積立金が枯渇した状態である一方、韓国はまだ年金を積み立てている段階なので、積立金が相対的に多いためでもある。
(後略)

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「”한국 순부채 비율 10%는 ‘연기금 착시’일 뿐”」

韓国政府としては、政府にはまだ財政余力があると見せたいので、「純債務」を持ち出して話をしています。

純債務というのは、債務から韓国政府の債権を引いたもので、こちらは対GDP比で「10.3%」になるので大丈夫――と主張しているのです。

例えば、借金が「1,000万円」あるけれども、銀行に預金が900万円あるので、正味なところ借金は100万円しかないよね――みたいな話です。

しかし債権、つまりこのたとえでいうところの「銀行にある預金」というのが、人から預かったものだとしたらどうでしょうか。

この記事で指摘しているのは――政府の資産のうち約1,500兆ウォンは国民年金のお金であって、それはお前(政府)が使っていいお金じゃないだろ――という点です。

生来のうそつきで前科四犯を大統領に据えた韓国の皆さんは、「本当に大丈夫なのか」を事実を自分で確認した方がよいのです。

さらに興味深いのは、同記事の末尾にある以下の部分です。

(前略)
金佑哲(キム・ウチョル)『ソウル市立大学』教授(韓国財政学会長)は、人口構造、公企業偶発債務など多様な基準を考慮すると、韓国政府の債務臨界点は62%水準だと指摘する。

62%以下水準に管理するため、あらゆる努力をしなければならないということだ。

彼は「国内でわれわれ同士が債務水準は安全だと主張することには何の意味もない」と述べた。

金佑哲(キム・ウチョル)教授が指摘する「政府債務の対GDP比率の臨界点は62%水準」というのは、どういう根拠によるのかが聞きたいところです。

いずれにしても、政府負債の対GDP比率がどこまでくると危ないのか、その閾値など誰にも正確にはいえません。

しかし、李在明(イ・ジェミョン)さんや具潤哲(ク・ユンチョル)さんの発言を信用するのはやめた方がいいです。政治的な発言しかしませんので。

(吉田ハンチング@dcp)

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