韓国「文在寅と李在明の昼食会」実現 ⇒ 微妙な温度差がくっきり!

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↑遺恨があって仲が悪いにもかかわらず、文在寅と会うことになった李在明(イ・ジェミョン)さん。「よくやるよ」な写真です。そもそも文在寅は盧武鉉(ノ・ムヒョン)さんと共同弁護士事務所を運営していたこともある政治的同志ですが、この盧武鉉(ノ・ムヒョン)-文在寅ラインからすれば、李在明(イ・ジェミョン)さんはよそ者なのです。

2026年07月01日、青瓦台で予定どおり文在寅と韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんの昼食会が開催されました。

大統領府が出したプレスリリースは以下です。

文在寅前大統領との昼食会談の結果に関する洪翼杓(ホン・イクピョ)政務首席秘書官ブリーフィング
2026.07.01.

本日、李在明(イ・ジェミョン)大統領と文在寅前大統領は、約2時間にわたり昼食と散策を共にし、この間の所感や国政上のさまざまな懸案について、率直に意見を交わしました。

まず、お二人は、国民主権政府が国家と国民のために必ず成功する政府とならなければならないという認識を共有しました。

李在明(イ・ジェミョン)大統領は、国民主権政府が、金大中(キム・デジュン)政権、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権、文在寅政権の成果と課題を引き継ぎ、さらに有能で、さらに成功した民主政府となるよう最善を尽くすとの決意を表明しました。

特に、今回発表された西南部地域における大規模半導体投資も、文在寅政権が推進した湖南地域の再生可能エネルギー事業がその土台を築いたからこそ実現できたものであることを強調しました。

そして、これを飛躍の足掛かりとして、大韓民国のクォンタムジャンプ(飛躍的発展)を成し遂げると述べました。

文在寅元大統領は、今後も国民主権政府の成功を応援し、力を尽くす意思を表明しました。

第二に、お二人は、「一つの大韓民国」のために共に力を合わせることとしました。

この1年間、国民主権政府が国を正常化し、国格の回復と民生安定の基盤を築く上で大きな成果を上げたと評価しました。

今後さらに多くの国政成果を創出し、国民が実感できる変化へとつなげるためには、民主陣営の団結が切実に必要であり、国民統合へ進まなければならないとの認識で一致し、そのために共に努力することとしました。

お二人は、民主党をはじめとする民主陣営の団結と支持基盤の拡大は別個のものではなく、同時に追求すべき価値であることを強調するとともに、フェイクニュースや侮蔑的な呼称などによって誰かを傷つけることは、誰の利益にもならないという点で認識を一致させました。

第三に、李在明(イ・ジェミョン)政権の地方主導成長と国家均衡発展戦略について認識を共有し、特に青年問題の解決のためにも、国家均衡発展と地方主導成長が必ず必要であることを強調しました。

ソウルなど首都圏以外の地域が低成長の泥沼に陥った理由の一つとして、若い人材が首都圏に集中せざるを得ない現実を指摘しました。地方が青年にとって新たな機会の場へと生まれ変われるようにしなければならないとの認識で一致しました。

第四に、李在明(イ・ジェミョン)大統領は、南北関係と朝鮮半島の平和のもつれた糸を解きほぐすため、文在寅元大統領に惜しみない助言と役割を求め、文在寅元大統領は、自らが果たせる役割を尽くすと応じました。

最後に、今後も両元・現職大統領は随時意思疎通を図りながら、国政全般について意見を交わし、民生の回復と大韓民国の大飛躍のために共に努力していくこととしました。

2026年7月1日
青瓦台 政務首席秘書官 洪翼杓(ホン・イクピョ)

⇒参照・引用元:『韓国 大統領府』公式サイト「문재인 전 대통령 오찬 회동 결과 관련 홍익표 정무수석 브리핑」

ご注目いただきたいのは、李在明(イ・ジェミョン)さんの「国民主権政府が、金大中(キム・デジュン)政権、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権、文在寅政権の成果と課題を引き継ぎ……」です。

この生来のウソつき前科四犯の大統領は、

李明博(イ・ミョンバク)
朴槿恵(パク・クネ)
尹錫悦(ユン・ソギョル)

という保守寄り政権をなかったことにしています。この3人の大統領の政権は、あたかも国民民主政権ではなかったかのような物言いです。

左派・進歩系人士ではない政権は国民民主政権ではないという認識なのです。何が国民統合でしょうか。

大統領府と李在明(イ・ジェミョン)さんが、国民(左派・進歩系人士)にアピールしたいのは「一つの大韓民国」のために共に力を合わせることとした」です。

李在明(イ・ジェミョン)さんの支持率が下がり、次期『共に民主党』党首選挙では親文在寅派の鄭清来(チョン・チョンレ)さんが連任を狙って、親李在明(イ・ジェミョン)派と暗闘を繰り広げています。

李在明(イ・ジェミョン)批判を加速している親文在寅派に「ほら、オレたちはこんなに仲がいいんだぜ」と見せたいのです。さもしく、ある種哀れな擬態に過ぎません。


↑抱き合って見せる文在寅と李在明(イ・ジェミョン)さん。まさに「よくやるよ」な1枚。

韓国メディア『朝鮮日報』は以下のように報じています。

(前略)
文元大統領は、統合の出発点を「党内部」に置いた。

文元大統領は「国民統合へ進むためには、やはり党内の結束、これが出発点だ」とし、「『共に民主党』がまず結束し、その上で民主・改革陣営、そして『光の革命』(ろうそく革命)を共にした勢力との、さらに大きな結束を実現しなければならない」と述べた。

これは、党大会を前に非明(非李在明)系や親文(親文在寅)系が疎外されることへの懸念を示した発言とみられる。

党の基盤を形成してきた伝統的な主流勢力を幅広く包摂してこそ、真の統合が可能だという意味に受け止められている。

これに対し、李大統領は党内の力関係の調整よりも、勢力の「外延的拡大」に重点を置いた。

李大統領は「われわれ民主政府は、今や国家全体に責任を負わなければならない主要勢力となった」とした上で、「誰も心配しないよう、われわれは皆、志を同じくする人々と力を合わせ、さらにその基盤の上で、構造的多数を目指して拡大できるよう努力したい」と述べた。

党内派閥間の配分よりも、現在の主流勢力を中心として「志を同じくする」支持層を広げ、次期大統領選や国政運営で圧倒的優位を占める「構造的多数」を形成することの方が急務だという考えが、その背景にある。

両者が微妙な温度差を見せながらも繰り返し「結束」を強調した背景には、08月の党大会を前に制御不能なほど過熱している派閥争いがある。

親明系と親鄭(鄭清来〈チョン・チョンレ〉氏系)の感情的な溝も深まりつつあり、このままでは党大会が「陣営の祭典」ではなく「共倒れの泥仕合」となりかねないとの危機感が広がっている。

文元大統領は、内部対立によって国政推進力が失われることを防ぐため、李大統領に対し「より大きなリーダーシップで、すべての国民の大統領になってほしい」と求めた。

これに対し李大統領も「内部がしっかりしてこそ支持基盤を拡大できる」と応じた。
(後略)

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「文 “집안 단합” 李 “외연 확장”… 靑오찬서 미묘한 온도차」

文在寅と李在明(イ・ジェミョン)さんの微妙な、しかし確実な相違が感じられる良き書き方です。

傍から見ているだけなので「大笑い」なのですが。

(吉田ハンチング@dcp)

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