2020年05月27日(水)が(ほぼほぼ)締まりました。08:00現在、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
長い陽線となりましたが、残念ながら「1ドル=1,240ウォン」までウォン安へ戻すことはできませんでした。
27日のプライスアクションをローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
いったんは「1ドル=1,231.62ウォン」まで沈みますが、徐々にウォン安が進行しおよそ「1ドル=1,236.5ウォン」まで達します。
「速報」でご紹介したとおり、この「1ドル=1,236.5ウォン」がしぶとく立ちふさがり、5回もアタックしたのに突破できませんでした。そのため「上がらなきゃ下がる」の言葉どおり、いったんはウォン高方向へ向かいます。
しかし、底を固めて再浮上。ここからの上昇が27日の白眉でした。
ものすごいチャンクになったプライスアクションがここで登場します。上掲では「大笑いの箇所」となっている部分です。
恐らく「何者か」がここで「1ドル=1,234ウォン」未満に抑え込もうとしたのだと推測しますが、できませんでした。以下は速報に掲載した図です。
ウォン売り・ドル買いが非常に強く、このチャンクを突破し6回目のアタックに向かい、見事に「1ドル=1,236.5ウォン」を抜きます。
上掲は「速報その2」で用いた図ですが、次の「底」となっている箇所で下値を固めて、次の上昇にかかります。
上掲は「速報その3」で用いた図ですが、上昇は「1ドル=1,238.89ウォン」までいくのですが、急下落。しかし、およそ「1ドル=1,237.1ウォン」の水平線がウォン高進行を4回阻んでよくもちました。
このウォン高のレジスタンスライン(抵抗線)がもったおかげで再上昇が可能でした。
そして最終盤。出来高もスカスカになる中、28日04時過ぎに最高値の「1ドル=1,239.18ウォン」に到達。以降は下げ(ウォン高圧力)と戦いながらなんとか「1ドル=1,238.42ウォン」で終幕となったわけです。
全体図をもう一度以下に掲載します。
27日はすごいプライスアクションでした。局地戦での見どころも多く、決戦にふさわしいものだったのではないでしょうか。
リングサイドで生でご覧になっていた皆さまは大変お疲れ様でございました!
間もなく2020年2020年5月28日(木)の韓国時間がスタートします。また随時記事を制作し状況をご紹介するようにいたします。
追記
2020年05月28日(木)の市場が開きました。10:14現在のドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)