2020年08月21-22日の日程で韓国を訪問した、中国の楊潔篪(ようけっち)外交官。
中国-韓国の間で何が話し合われたのかについて、徐々に明らかになってきました。韓国メディアでは「新型コロナウイルス騒動が落ち着き次第、早期に習近平書記長の訪韓を実現させることで合意した」と報道しています。
日本はうまいことガラをかわした習近平書記長の訪問をまだ推進している点で大丈夫(正気)なのかというわけですが、報道記事には気になる箇所もあるのです。
以下に2020年08月22日の『中央日報』の記事から引用します。
(前略)
双方は今年、韓国が議長国である日中韓首脳会議の年内開催の必要性についても協議した。姜報道官(姜珉碩(カン・ミンソク):筆者注)は、「韓中日首脳会議きっかけに李克強(李克强)首相の訪韓が行われると、日中韓3カ国の関係はもちろん、韓中関係の未来志向の発展に大きく寄与することでも意見が一致した」と伝えた。
(後略)⇒参照・引用元:『中央日報』「青瓦台『コロナ安定次第、習近平書記長の早期訪韓を実現で合意』」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
韓国は「議長国で誇らしい」ぐらいの気持ちなのかも知れませんが、日本としては「ウチを巻き込まないでくれ」と言いたいところではないでしょうか。
「日中韓首脳会議」は3カ国持ち回りで行われている会議で(外務省の主な呼称は「日中韓サミット」)、前回は「第8回」で、中国で開催されました。今回は韓国開催の番なのですが、安倍首相も「行きたくねぇなぁ」という心持ちかと推測されます。
↑第7回、日本で行われた際の写真(外務省HPより/PHOTO(C)内閣広報室)
こういう罰ゲームみたいな会議には、ズバズバ言う麻生閣下の方が向いているように思われます。麻生閣下も「行きたくなねぇなぁ」とおっしゃるかもしれませんが。
(吉田ハンチング@dcp)