韓国の国策銀行『産業銀行』が韓国航空業界の統合の旗振りを行っています。先にご紹介したとおり、LCC(格安航空会社)『ジンエアー』『エア釜山(プサン)』『エアソウル』の3社も統合だ!と言い出しています。
2020年11月17日、間がいいとに『ジンエアー』『エア釜山』の2020年第3四半期の決算が公示されました。以下をご覧ください。
『エア釜山』2020年第3四半期
売上高:386億ウォン(対前年同期比:76%減少)
営業利益:-424億ウォン
当期純利益:-303億ウォン
売上高:386億ウォン(対前年同期比:76%減少)
営業利益:-424億ウォン
当期純利益:-303億ウォン
『ジンエアー』2020年第3四半期
売上高:535億ウォン(対前年同期比:76%減少)
営業利益:-494億ウォン
当期純利益:-461億ウォン
売上高:535億ウォン(対前年同期比:76%減少)
営業利益:-494億ウォン
当期純利益:-461億ウォン
コロナ禍のため売上は共に76%減少で、営業利益はマイナス。しかも大きな赤字です。ただし、『エア釜山』は第2四半期営業利益が「-514億ウォン」でしたので赤字幅は縮小しています。
業績は非常に悪いため、「統合して根本的な構造改革だ!」とする『産業銀行』の動きに拍車が掛かりそうです。リストラを断行することにもなるでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)