『韓国GM』の信じられない労使交渉の続きです。2020年12月10日、韓国メディア『聯合ニュース』に『韓国GM』の労使で暫定合意第2弾が行われたという報道が出ました。
6年間で4.8兆ウォンも純損益を積み上げた『韓国GM』で賃上げ闘争が行われているというのがそもそも驚きですが、先日暫定合意に達したという報道が出て、「『GM』はなぜ韓国から撤退しない?」と大向こうを唸らせました。
さらにこの合意を労働組合側が組合員の多数決でひっくり返すという驚愕の事態となっていました。
この第2の暫定合意なのですが、前回までに合意された、「組合員1人当たり成果給と奨励金で計400万ウォンを支給する」という条件などはそのままに、
・『韓国GM』が労組を相手に起こした損害賠償を取り下げる
・『韓国GM』を購入する際の割引率を高める
・『韓国GM』を購入する際の割引率を高める
という条項が追加されたと報じられています。『韓国GM』はどこまで譲るんだという話ですが、恐ろしいことにこの暫定合意第2弾もまた組合員の投票によって覆されるかもしれないのです。
組合員の投票は、2020年12月14日に行われます。投票の行方にご注目ください。
⇒参照・引用元:『聯合ニュース』「韓国GM労使賃金団体協議2番目暫定合意…来週賛否投票」
(吉田ハンチング@dcp)