小ネタですが非常に重要な件ですのでご紹介します。
2021年02月05日、韓国企画財政部の金容範(キム・ヨンボム)第1次官は「2020年の合計出生率は0.9未満、年間出生児数は27万人台にとどまり、過去最低を記録するだろう」と述べました。
Money1では何度かご紹介していますが、韓国の「合計特殊出生率」(女性が一生で産む子供の数の平均値)は「0.92」と世界最低で、これがさらに下がることは確実と予測されていました。現実になったのです。
金第1次官の発言は「第3期人口政策タスクフォース」の発足会議でのことで、同時に「人口リスクが表面化している中、なんらの行動も取らない場合、韓国の経済や社会基盤は徐々に競争力を失うだろう」と述べたようですが、韓国の人口対策は失敗続きです。
2006年から少子化対策に「150兆ウォン」(約14兆1,000億円)が投じられてきましたが、何の効果をもたらすこともできず現在に至っています。
先にご紹介したとおり、文在寅政権は今後5年間で少子化対策で「196兆ウォン」を投入する予定です。
お手並み拝見ですが、このばらまき政策に恐らく効果はないでしょう。
⇒参照・引用元:『亜州経済(日本語版)』「金容範企画財政次官『昨年の出生児数は27万人台、過去最低と予想』」
韓国「世界最低の出生率」に196兆ウォン突っ込む!果たして改善できるのか?
韓国は本年から人口が自然減少する事態となっています。2020年は月平均で「1,519人ずつ」人口が減少しています(韓国統計庁の09月28日の公表データによる)。これは、出生率の低下傾向に歯止めをかけることができないためです。2019年には「...
(吉田ハンチング@dcp)