【韓国のお札】の寿命とは?「5万ウォン札」が最長で……

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最初に小ネタであることをお断りして始めさせていただきます。誠に申し訳ありません。

2021年02月08日、『韓国銀行』から面白いデータが公表されました。中央銀行券、すなわちお札の額面ごと平均寿命がどのくらいか計測した結果です。この場合の寿命とは、製造されてからもう使えないと判断され交換されるまでの流通期間です。番号を基に『韓国銀行』が集計、分析しています。

結果は以下です。

韓国のお札の平均寿命
千ウォン券:60カ月
5千ウォン券:60カ月
万ウォン券:130カ月
5万ウォン券:174カ月

『韓国銀行』によれば、銀行券の寿命は、

①銀行券自体の耐久性
②貨幣の使用習慣
③使用頻度

の3つのパラメーターによって決まるとしていますが、やはり額面の小さなお札ほど使用頻度が高く、寿命が短くなるようです。帰ってこないとして知られる最高額面の「5万ウォン札」の寿命が「174カ月」とすば抜けて長くなっています。

ただし、『韓国銀行』の説明によれば主要国の最高額面紙幣の流通寿命と比較すれば、これは短い方とのこと。以下をご覧ください。

最高額面紙幣の流通寿命
イギリス「50ポンド」:492カ月
オーストラリア「100豪ドル」:330カ月
アメリカ合衆国「100ドル」:275カ月
スイス「1,000フラン」:240カ月
韓国「5万ウォン」:174カ月
ユーロ圏「200ユ-ロ」:142カ月
メキシコ「1,000ペソ」:110カ月
日本「1万円」:54カ月

日本人としては、日本の「1万円札」が流通寿命が非常に短いことに驚きますが、確かに韓国の「5万ウォン札」もイギリスやオーストラリアよりは短いですね。

『韓国銀行』では、韓国の「5万ウォン」は慶弔の式などに使われるなどの風習がある分主要国の紙幣より寿命が短いのではないか、と指摘しています。日本人からすると流通寿命は長い方ではないか、と思われるですが……。

⇒データ引用元:『韓国銀行』公式サイト「2020年の銀行券の流通寿命推定結果」

(吉田ハンチング@dcp)

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