中国「離婚件数」の急増に「離婚を考え直す制度」

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韓国の合計特殊出生率が「0.84人」に低下し将来が心配されていますが、中国もまた少子高齢化に直面しています。なにせ「人口:14億人」とされていますが、その実は「12億人」だとする識者もいるほどです。

そもそも中国は離婚件数が急増してるという現実があります。以下の日中韓の人口1,000人当たりの離婚件数の推移を見てください。

2010年の「1,000人当たり2.0件」から右肩上がりでどんどん上昇し、2019年には「3.4件」と「1.7倍」に増えています。

この離婚件数の増加に2021年01月中国共産党は「離婚熟慮制」を施行しました。これは、離婚届の受付を提出されてから30日後に行うというもの。つまり、30日間は頭を冷やせというわけです。

これで離婚件数が減少するかどうかは分かりませんが、ユニークな制度といえるでしょう。人口減少をなんとかしないといけない!という中国共産党の焦りが見えるようでもあります。

ちなみに、2013年1,347万件あった婚姻登録件数は2020年には813万件にまで下落しています。この数字を見て焦らない方がおかしいともいえます。

合計特殊出生率は1人の女性が生涯に出産する子供の数を表します。

(吉田ハンチング@dcp)

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