トランプ師匠、ドル安誘導を目論む! 文句ばっかり言ってるなこのオッサン

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07月20日、アメリカ・トランプ大統領はEUと中国が不当に通貨安を誘導していると批判。中国とEUの誘導によってドル高となり、アメリカの競争力が不当に侵害されていると主張しています。また利上げが行われることによってもアメリカの競争力が損なわれるとしてFRB(Federal Reserve Boardの略:連邦準備制度理事会)を真っ向から非難しました。

トランプ大統領は全方位で文句ばっかり言っていますが、その矛先がついにFRBにも向きました。しかし、これは金融政策を担当するFRBの独立を揺るがしかねない発言です。歴代の政権は、金融政策について発言してFRB存立の枠組みを侵すようなことはしませんでした。トランプ大統領はこの暗黙の了解を破ったのです。

トランプ大統領のこの非難によって一気にドル安が進みました。しかし、これはあくまでも口先介入の効果。トランプ大統領が恫喝している、中国へのさらなる関税賦課が発動されればドル安方向に動くとは考えられません。来たる『G20』の中身がさらに要注目になってきました。

(柏ケミカル@dcp)

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