2021年03月19日、韓国の企画財政部から「最近の経済動向」が公表されました。興味深いデータが各種あるのですが、企画財政部が「(コロナ禍の回復途上で)いまだ内需が弱い」と判断している基準の一つに「クレジットカードの承認額」があります。
コロナのせいでクレジットカードを利用する人が増加し、2020年12月になるまで04月からずっと「対前年同期比プラス」を記録し続けました。
12月にやっと「対前年同期比:-3.9%」。2021年01月「対前年同期比:-2.0%」となり、個人の借金増もやっと一段落か……と思われたのですが、そうはなりませんでした。
2021年02月
対前年同期比:8.6%増加
対前年同期比:8.6%増加
と急騰したのです。この背景には01月に全産業における生産が対前月比で0.6%減少したことなどがあると思われます。また失業者数は20.1万人増加、失業率は先にご紹介したとおり、4.9%(0.8%増加)となっています。
韓国経済の回復にはまだまだ時間がかかりそうです。
⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「2021年3月最近の経済動向」
(柏ケミカル@dcp)