韓国企業「あの水素トラック会社」の株式を60億円売却。あと「810万株」売却予定

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PHOTO(C)『Nikola』

アメリカ合衆国の水素トラックメーカー『Nikola(ニコラ)』は、空売り集団といわれる『ヒンデンブルグ・リサーチ』から詐欺案件であると指摘され、その後、株価は大きく低迷。その顛末は2020年09月に以下の記事でご紹介したとおりです。

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実はこの『ニコラ』には韓国企業が深く関わっています。

『ハンファ』グループが資金を投じているのです。「将来性のある企業を見つけた」と投資したのでしょうが、後に『ヒンデンブルグ・リサーチ』が『ニコラ』の主張に数々の「真実でないこと」を見つけてしまったのです。

『ハンファ』が60億円ぶん株式を売却!

2021年06月30日、『グリーンニコラ・ホールディングス』(『ハンファエンネルギー』が『ニコラ』に投資するために合衆国に作った会社)が『ニコラ』の株式「290万株」を売却したことが分かりました。

金額にして「5,367万ドル」(約60億円)です。

『グリーンニコラ・ホールディングス』は『ニコラ』の株式を「2,213万株」保有していましたが、03月には「最大5%を2021年06月09日~12月10日に売却する」としていました。

5%は「1,100万株」です。290万株売りましたから残り「810万株」はこれから売却する可能性があるというわけです。

ちなみに『ニコラ』の株価推移は以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。

『ヒンデンブルグ・リサーチ』が衝撃のリポートを公表以来、だらだらと下り坂で一時はついに「10ドル割れ」までいきました。少し戻して、06月30日の終値は「18.06ドル」です。

『ハンファ』グループもできるだけ高値で売りたいのでしょうが、なかなか上がりません。

(吉田ハンチング@dcp)

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