韓国「文大統領のせいで2日間の物流止まる」この忙しい時期に!と現場で恨み節

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現在、世界中で物流が忙しく復活しています。ただしコンテナ不足・満杯で船便がない!という厳しい事態になっており、海運コストが急上昇しています。

「えらいこっちゃ!」海運コストが急上昇

これは、輸出一本で食べている国である韓国にとっては由々しき事態です。

アメリカ合衆国航路の40フィートコンテナ:1万ドル
3倍に上昇した)
ウラジオストク航路の20フィートコンテナ:3,000ドル

この急騰で海運コストが負担できないため港で止まっている貨物があるぐらいです。

釜山新港は韓国にとって輸出の拠点であり、海運にとって大事な港ですが、コンテナを置く場所がこれ以上ない!という状況にまで追い込まれています。

なにせ船便は満杯でつかまらないのでその分のコンテナがたまり、運賃を払うと損をするので待機しているコンテナもあり、保管所にも置けず道路も使っているのです。

文大統領臨席イベントのため巨大コンテナ船2日動けず!


↑『HMM』を背景に演説する文在寅大統領PHOTO(C)青瓦台(ニュースルーム)/写真引用元は以下同

もうてんやわんやの状況なのに、ここに2021年06月29日、文在寅大統領が登場。

韓国海運最大手の『HMM』の巨大コンテナ船「ハンウル号」をバックに「海運業界のリーダー国の実現戦略宣言」を行いました。

しかし、この舞台裏を韓国メディア『毎日経済』がすっぱ抜いています。以下に記事の一部を引用します。

(前略)
このように状況が深刻で、40分ほどのイベントのために釜山新港ターミナル運営会社は大きな犠牲を払った。

(中略)
大統領が演説するときの背景をきれいに見せるために『HMM』の「ハンウル号」は2日間埠頭に待機しなければならなかった。

釜山新港の関係者は、「『ハンウル号』は半日あれば、コンテナを全て載せて出港することができるが、大統領府の要求に2日とどまった」とし「このせいで沖には船が順番を待っていた」と語った。

⇒参照・引用元:『毎日経済』「【単独】 40分の大統領イベントのために…二日間停止釜山新港」


↑大統領の後ろに整然とコンテナが並んでいますが、格好良く見せるために皆さんてんてこ舞いだったのです

大統領の演説のために業務が止まり、たたでさえ物流が滞(とどこお)っているところを阻害したのです。一国の元首としてあまり褒められた態度とは申せません。

(吉田ハンチング@dcp)

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