小ネタかもしれませんが、韓国で「西学アリ」※と呼ばれる個人投資家の奮闘を伝えるデータですので、ご紹介します。
※西学アリとは特に欧米市場の証券市場に投資を行う投資家を差します。
韓国メディア『朝鮮日報』に非常に興味深い報道が出ました。大本は『NH投資証券』の出した資料ですが、韓国の投資家の保有する合衆国株式の金額が中国を抜いたというのです。
アジア各国で保有金額の多い順に並べるとTop3は以下になります。
韓国は「3,151億ドル」(約35兆7,859億円)と中国(中国本土)の「2,853億ドル」(約32兆4,015位億円)を抜いたのですが、その差はわずかです。
日本は9,082億ドル(約103兆1,443億円)と圧倒的に多く、韓国の288.2%、約3倍の金額を保有しています。
このような莫大な資産保有が日本にアガリをもたらすのです。
韓国の西学アリの皆さんが合衆国市場に投資するのは全く正しい態度です。韓国市場に資金を投じるよりはるかに確実ですから。
なぜ合衆国市場の株式に投資すべきなのかは、以下の記事を参照してください。
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(吉田ハンチング@dcp)