2022年03月15日、アメリカ合衆国財務省から2021年12月末時点での「合衆国公債の主要ホルダーの保有金額」のデータが公表されました。
中国の保有金額を見てみましょう。
⇒参照・引用元:『アメリカ合衆国 財務省』公式サイト「MAJOR FOREIGN HOLDERS OF TREASURY SECURITIES」
2022年01月は「1兆601億ドル」となりました。2021年01月の「1兆687億ドル」から86億ドルも減少しています。
前月も「121億ドル」減らしていますので、2カ月で合衆国公債を計207億ドルも売却しました。
直近の保有金額の推移は以下のようになります。
11月の1兆808億ドルから2カ月連続の減少です。直近の保有額の底は2021年08月の「1兆470億ドル」ですが、底に向かっています。
2022年01月の中国の外貨準備高(外汇储备)は「3兆2,138億ドル」でしたから、中国の外貨準備の約33.0%、見事に1/3は合衆国公債だということになります。
(吉田ハンチング@dcp)