台湾紙「名探偵コナン“眠りの小五郎”は麻酔薬に耐性があるのか」

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台湾メディア『聯合報』の国際ニュース・評論サイト『轉角國際』に面白い記事が出ました。

海外でも人気のある『名探偵コナン』についての「素朴な疑問」を医師に確認した――という内容です。


↑『轉角國際』同記事の紙面/スクリーンキャプチャー。

⇒参照・引用元:『轉角國際』「沉睡的小五郎有抗藥性?醫師談《名偵探柯南》的麻醉針成癮問題(眠りの小五郎には薬剤耐性があるのか? 医師が語る『名探偵コナン』の麻酔針依存の問題)」

同記事は以下のような考察を披露しています。

(前略)
コナンの麻酔銃の扱いは非常に熟練しており、狙いを合わせる必要さえなく、背中を向けたままでも正確に小五郎を撃ち抜ける。

『名探偵コナン』の連載が続くにつれ、小五郎が射られて気絶する回数も増え続けた。

熱心な視聴者が数えたところ、1994年の連載開始から現在まで、アニメと映画版を合わせると、彼は少なくとも数百回は麻酔にかかっているという。

作品に深く入り込んだ視聴者たちは心配になった——

毛利小五郎の体は大丈夫なのか?
首の後ろは麻酔針の穴だらけになっているのか?
血液の中には麻酔薬が満ちているのでは?

さらに懸念されるのは、

彼が麻酔薬に耐性、さらには免疫を獲得しているのではないか?

――それとも、コナンは毎回、麻酔する際に薬の量を増やしているのか?

(中略)

以上を踏まえると、薬の作用と効果の観点から、コナンの使用する麻酔は全身静脈麻酔(intravenous general anesthesia, IVG)であると考えられる。

これによって小五郎は毎回倒れ、覚醒後は何が起きたか思い出せない。

また、アニメで見る限り、コナンが用いる麻酔薬は白色の液体で、作用発現が非常に速く、効果は数十分と短い。

これはプロポフォール(propofol、異丙酚)と多くの共通点がある。
(後略)

コナンくんは台湾でも大変人気があります。「小五郎のおっちゃんは大丈夫なのか」と心配になるのも無理はないかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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