ドイツ紙「中国依存を減らす。日本に学ぶべき」

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ドイツメディアに「日本の中国依存を低減する措置に学ぶべき」という報道が出た――と日本でも一部で取り上げられています。

⇒参照・引用元:『Handelsblatt』「Lehrstunde aus Tokio: Das kann Deutschland von Japans Umgang mit China lernen(東京からの授業:ドイツは日本の対中対応から何を学べるか)」

この記事を出したのは『Handelsblatt』というメディアで、簡単にいうとドイツ版の日経新聞みたいな立ち位置の経済紙です。

同記事では元・在オーストラリア日本国大使(2020〜2022年)を務めた山上信吾さんに取材しています。山上さんはオーストラリア大使時代、

中国による経済制裁
中国による安全保障圧力

などに対して強硬姿勢を取り、オーストラリアメディアにも登場し、「中国の威圧に屈しない日本の外交官」として注目されました。

山上さんの指摘については以下のように書かれています。

(前略)
中共は経済面で優位にあるときは他国に服従を求め、従わなければ貿易や行政手段で圧力を加える。

かつてのオーストラリア、そして現在のヨーロッパはいずれもこの点を体験している。

ヨーロッパが長年「貿易によって変化を促す(中国では「以貿促変」)」を信じ、専制国家の本質を見抜けなかったと批判し、日本はより早く「脱中国」路線を取ったと述べた。

彼はドイツに対し、より抑止力のある「以牙還牙(歯には歯を)」戦略を採るよう提言している。
(後略)

まったくそのとおりで、『WTO』に加盟させたのは大失敗でした。そのうち中国も発展して、自由主義経済に移行するだろう――と高をくくっていたのです。しかし現在も、資本の移動・国営企業を減らすこと――など加盟時にした約束を中国はまったく守っていません。

だからこそ合衆国は「WTO体制なんかもうやめだ!」と反故ほごにしたのです。

【必見・全文和訳】米国はWTO体制を完全に否定した! 言うことを聞かない国は「関税 = 棒」でぶん殴る宣言。
とうとう言っちゃったよ――です。「第2期トランプ政権が現在何をやっているのか」の自身による説明です。アメリカ合衆国のUTSRの長官、Jamieson Lee Greer(ジェイミソン・グリア)さんが『New York Times』に寄稿した...

(吉田ハンチング@dcp)

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